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ミニマム創内視鏡下手術について

ミニマム創内視鏡下手術は、臓器がかろうじて摘出できる小さい1つの切開創(穴)から、内視鏡を挿入して、後腹膜腔を広く展開し、臓器を摘出する手術です。複数回の腹部手術の既往(ミニマム創内視鏡下手術を受けるより以前に他の手術を受けたこと)がある場合に、極めて有用な手術です。またこの術式は腎部分切除に非常に適しており、ロボット支援、腹腔鏡手術では困難な高難易度症例に対応します。

本手術も低侵襲手術として確立されており、術後回復が早く、早期退院などの利点が報告されています。

手術は、ロボット支援手術(ダビンチ)腹腔鏡(ふくくうきょう)手術が基本ですが、当科はミニマム創手術の経験が豊富な認定医が3名おり、適応症例に対し手術を行っています。

内視鏡イメージ

泌尿器・後腹膜腫瘍科における低侵襲手術の歴史的流れとミニマム創内視鏡下手術の位置づけ

対象疾患

前立腺がん腎がん腎盂・尿管がん膀胱がん、副腎腫瘍などあらゆる疾患に対応しており手術が可能です。

更新日:2021年5月26日