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職場で働く技師の声

遺伝子担当技師

選んだ理由

前の施設では病理・細胞診検査や肺がん組織を用いた遺伝子検査を担当していました。肺がんの遺伝子検査は日進月歩で、非常にやりがいを感じていましたが、あまりの進歩の速さに、検査機器等の設備環境の面で院内検査を続けていくことに限界を感じ始めていました。

東病院は全国に11施設しかない、がんゲノム医療中核拠点病院に指定されています。がんゲノム医療の研究開発、人材育成を担っており、さらに自分を成長させることができると考え、志望しました。

実際に働いてみて

病床数としては中規模ですが、5年、10年先のがん医療を日々開発している、スケールが大きい病院というのが第一印象です。研究開発や人材育成に力を入れている病院ですので、設備環境がとても充実しています。また、以前は都内の病院に勤務していたため、ラッシュアワーは当然でしたが、現在はそのストレスから解放されています。ただ、駅からバスを利用しなければならないこともあり、仕事の後に外部の勉強会等に参加する際は間に合わないことがあります。しかし、現在はほとんどオンラインで行われているので助かっています。

私と同じように他の施設を経験している仲間が多く、その経験を活かして自分たちの検査室をつくっていこうという雰囲気があります。

今後の展望

新しいがん治療・検査がいち早く導入される施設です。

将来は、臨床検査部が中心となった研究開発をすすめられたらと考えています。また、約10年後には新病院建設の計画があります。未来型の新病院に求められる臨床検査部になれるように、自分にできることをしっかりやっていきたいと思います。

入職希望者へメッセージ

中途採用の方へ

臨床検査技師は、医師や看護師と比べて転職の少ない業界です。私も最初は躊躇しましたが、勇気をもって一歩踏み出すことで、見える景色がガラっと変わることもあります。

当院はがん専門病院のため、経験できることに偏りがあることは否めません。様々な経験をされた貴方の力が必ず役に立ちます。

新規採用の方へ

当院の臨床検査部は30~40歳代が中心で、何でも相談しやすい雰囲気です。設備の整った環境で、がん検査のプロフェッショナルな先輩技師の指導の下、是非、高度な検査技術を身に付けてください。

血液担当技師

当院を選んだ理由

「輸血・細胞治療」「造血器悪性腫瘍検査・治療」をより専門的に学びたいと思ったからです。

実際働いてみてどうか

血液検査室ではマルチカラーのフローサイトメーターや特殊染色試薬、輸血検査室では亜型検査おける各種試薬や不規則性抗体を同定するための試薬など十分に揃っています。自分なりに疾患を予測しながら検査を行うことができて楽しいです。また新たに導入したいことなどを起案して妥当性の確認から行うこともでき、検査技師として充実しています。また、子供ができた際の福利厚生がしっかりしています。産休・育休はもちろんですが、復帰後も働き方(勤務時間等)をライフスタイルに合わせて選択することができます。また職場復帰した際の復職プログラムがあり、しばらく業務から離れていても安心して業務に復帰することができます。一方デメリットとして、大規模施設なので、少人数で和気あいあいと仕事をするという雰囲気ではありません。コロナの影響もありますが、同じ臨床検査部にまだ知らない人たちがいます。

入職希望者へメッセージ

がん患者様に特化した検査や治験も含めた治療に興味のある方、各種設備も整っていますので、自分なりのやりがいをきっと見つけられると思います。一緒に患者様のために働けることを楽しみにしています。

生化・血清担当技師

選んだ理由

入職前に外注委託業者として検体検査室に出入りしており、検査室内の様子を見て「雰囲気が和やかで働きやすく、頑張った分は評価してもらえる」という印象を受けたため、委託終了後、改めてこの検査室に入りたいと思いました。

実際働いてみてどうか

入職前に受けていた印象通り、働きやすい職場だと感じています。勿論、内部の人間になったことで新たに見えてきたものもありますが、総合的に考えても、転職して正解だったと思っています。 体調不良や家庭の都合などでの休みも申請しやすく、小さな子を持つ身として大変助かっています。ISO認定を受けているため、それに関する業務がある分、他病院より仕事量は多いです。年数を重ねると管理業務が多く、検査技師としての自己研鑽の時間を割くことが非常に難しい部分もあります。ただ、他所ではしづらい勉強・経験ができるということでもあると思います。

入職希望者へメッセージ

病院の名称通りがん患者のデータを見ることが多く、その方面に興味のある人にはとても良い経験が積める病院だと思います。ISO業務も情報や手順書等の管理について良い経験を積めるため、「勉強するぞ! 経験積むぞ!」という方々は是非お越しください。

病理担当技師

選んだ理由

細胞検査士の資格を大学時代に取得できたため、この資格を生かしたいと思い、多くの症例を経験することができることや1日の手術の件数が多く、その分1日で扱う検体数も多いので病理でのスキルアップ(包埋や薄切など)が早くできると思い当院を選びました。

実際働いてみてどうか

ほかの病院では1週間分の検体数が当院では1日分だったりして正確さに加え、スピードもある程度求められます。また、ISOを取得しているため書類作成や備品の整備などルーチン業務以外でもやることがたくさんあります。ただ忙しい分、毎日が充実していて、できることもどんどん増えるので成長している実感がすごく湧きます。また若手技師が多いため困ったときは相談しやすい環境です。学会などにも積極的に参加できるのも魅力の一つだと感じています。

入職希望者へメッセージ

がんセンターの名前の通りがん治療に特化した病院なので一般病院と比べて経験できる症例に偏りはできてしまうと思います。ただ、ほかの病院では滅多に遭遇しない病気を経験することが多い病院でもあります。忙しさはありますが今後も様々な勉強していきたいと思う方はぜひお越しください。

更新日:2023年8月18日