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6.診療実績

6-1.⾷道がんの総⼿術件数

術式を問わず⾷道がん患者さんに対する根治的切除再建術などの総数は、2022年の1年間に203件行いました。

6-2.⾷道がんに対する⾷道亜全摘術の⼿術件数

胸部⾷道がん・⾷道胃接合部がんに対する⾷道亜全摘術は、2020年に156件(全国2番⽬の⼿術件数)、2021年に158件(全国2番⽬の⼿術件数)、2022年に168件であり、ここ8年は年間約160件の⼿術をコンスタントに⾏っております。

また、このうち70-80%の患者さんに胸腔鏡・腹腔鏡⼿術(きょうくうきょう・ふくくうきょうしゅじゅつ)を⾏っております。さらに化学放射線療法後の遺残・再発に対する救済⼿術も積極的に⾏っており、これまで累計150件以上の経験があります。

胸部食道がんに対する手術数(胸部の食道がんに限定)

胸部食道癌に対する手術数(胸部の食道癌に限定)

2019年よりロボット支援食道切除術を開始し、2023年3月で100例以上を安全に行っています。          

2022年は168例に食道切除、そのうち59例(35.1%)にda Vinciでのロボット支援食道切除術を実施しています。

胸部食道癌に対するロボット手術件数

 

6-3.⾷道亜全摘術以外の頚部⾷道がんに対する⼿術件数

頚部⾷道がんの場合には⾷道亜全摘を伴う広範囲のリンパ節郭清を省略できる症例があります。その場合には、喉頭(発声機能)を可能な限り温存してQOL(生活の質)を維持する⼿術を積極的に⾏っております。

頚部食道がんに対する手術件数

頚部食道癌に対する手術件数

6-4.その他の食道がん治療件数

⾷道がんに対する当院の内視鏡治療の件数(消化管内視鏡科)や、放射線治療の件数(放射線治療科)については当該各科のホームページをご参照ください。

いずれの治療も⼿術と同様に極めて多くの治療件数であり、新しい治療をおこなっています。

更新日:2023年5月8日