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国立がん研究センター 東病院

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舌(ぜつ)がん

舌とは

口腔は舌、口腔底(こうくうてい)、歯肉、頬粘膜(きょうねんまく)、硬口蓋(こうこうがい)に分類され、舌は味覚、嚥下(えんげ/ものを飲み込むこと)、構音(発音)に関わります。

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(国立がん研究センターがん情報サービスより引用)

舌がんとは

舌に発生したがんです。口腔がんの中で最も頻度が高く、発症要因としては習慣的な喫煙や飲酒、齲歯(うし/虫歯)や不適合義歯による慢性刺激、口腔不衛生などが挙げられます。

症状

口腔内の異物感やしこりの自覚、しみる感じなどが主な症状です。進行すると潰瘍(かいよう)、出血、痛みが出現し、嚥下困難、構音障害、開口障害も来します。

診断

確定診断には腫瘍を一部採取し、顕微鏡で組織・細胞を確認する病理検査が必要です。また浸潤(しんじゅん)、転移の有無を確認するために、必要に応じてCTMRI検査などの画像検査を施行します。

治療方法

手術治療が第一選択となります。早期であれば切除により根治が可能で、機能障害もあまりありません。進行している場合は、切除後の欠損部に大腿(だいたい/太もも)や腹部の筋肉などを移植する再建手術を行い、術後の嚥下機能、音声機能の温存を行うことが一般的です。舌がん切除後の再建方法については、東病院形成外科「頭頸部再建について」をご覧ください。
また、術後の嚥下機能の低下した患者さんへは言語聴覚士による嚥下リハビリテーションを行い、機能回復にも努めております。