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国立がん研究センター 東病院

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レジデント募集について

レジデント/がん専門修練医トレーニング

トレーニング風景

私たちは、呼吸器外科治療のスペシャリストを育成するべく、全国から公募された医師に対して、レジデント/がん専門修練医として1年間から3年間のカリキュラムによる教育を行っています。これまで60名以上のレジデントおよび研修医が当科で研鑽を積んでいます。卒業後はそれぞれ全国の主要施設で活躍しています。

東病院 呼吸器外科の研修では、多くの手術症例をこなすだけでなく、アカデミックな立場からも肺がん診療に向き合うことを目標にしています。各レジデントは臨床の傍らで、自分で決めたテーマにそって基礎/臨床研究を進めていきます。定期的に研究カンファレンスを行い、経験豊富なスタッフや仲間の医師たちと毎回熱い議論が交わされます。研究内容は学会発表、そして最終的に論文化して世界に発信することを目標に設定しています。

また教育の一環として、次世代外科・内視鏡治療開発センター(NEXT)内のトレーニングルームで年に6回ハンズオンセミナーを行っています。豚の臓器や疑似胸腔セット、実際の手術器具を用いて実践的なトレーニングが可能となっています。 トレーニングルームには完全鏡視下用の器具も常備してあり、いつでもトレーニングが可能でレジデントにとっては非常に恵まれた環境と言えます。

東病院 呼吸器外科での研修に興味のある方へ

当科での研修に少しでも興味のある方は、以下の呼吸器外科レジデントプログラムのページをご覧ください。当院での教育内容の詳細や、現在トレーニング中の医師からのコメントなどを掲載しています。

呼吸器外科

科長からのメッセージ

坪井 正博

呼吸器外科長 坪井 正博

当科のレジデントプログラムでは、先代科長の永井完治先生のころより、全国から熱意溢れるたくさんの先生方が集い、共に研鑽を積んできました。そうした先輩たちの中には、現在全国の大学や基幹病院のトップランナーとして活躍されている方も数多くいらっしゃいます。このページのご覧の先生方も、是非我々と一緒に日本を、そして世界をリードする呼吸器外科医を目指しませんか?

私たちの施設の魅力は、全国トップレベルの手術症例数だけではありません。呼吸器外科だけでなく、呼吸器内科、放射線科、病理診断科、研究所など様々な専門領域のスタッフ・レジデントが日々肺癌診療に心血を注いでいます。そのような中で過ごす研修期間は先生たちを大きく飛躍させてくれるものになるでしょう。

少しでも興味のある方は、是非当院へ見学にお越しください。メールでのお問合せでも構いません。若く情熱のある皆さんと一緒に、さらにより良い肺癌治療を目指していけることを、心より楽しみにしております。

レジデント1日体験プログラム

手術坪井小西
  • プログラム代表者名
  • 三好 智裕
  • スタッフ構成
  • スタッフ 5名、がん専門修練医 2名、レジデント 9名
  • 関連リンク
    • 診療科のご案内(呼吸器外科)
    • 令和2年度 募集要項(呼吸器外科)
    • 令和2年度 研修概要・診療科紹介(呼吸器外科)

東病院 呼吸器外科のPRポイント

日本トップレベルの手術症例数

当プログラムの最大の特徴は日本トップレベルの圧倒的な手術症例数です。2017年にNEXT棟が完成したことで手術件数も増加し、2018-2019年と、毎年600件を優に超える手術件数を誇っています。対象疾患は原発性肺がんを中心に、他臓器がんの肺転移、胸腺腫など縦隔腫瘍に対する外科治療を行っています。

術式に関しても、早期がんに対する縮小手術や完全胸腔鏡下手術、進行がんに対する多臓器合併切除などの拡大手術や気管支形成を伴う手術、ならびに術前導入療法後の手術までさまざまな手術を積極的に行っています。大血管の切除が必要な拡大手術においては、新東京病院と連携して手術を行っており、肺癌手術においてはあらゆる領域をカバーできる体制となっています。

充実したカンファレンス・他科ローテーション

手術が考慮される症例については、毎週呼吸器内科と合同でカンファレンスを行い、各症例の画像、臨床データを詳細に検討しそれぞれの治療方針を決定しています。また、病理診断で興味深い所見が見つかった症例についても、毎週呼吸器内科と病理診断科合同でカンファレンスを行っています。

また、当科では3年プログラムを選択された場合、約半年間の病理診断科ローテーションを行うことになっています。そこでは年間600件を超える手術症例を、全て病理スタッフの先生の指導の下でレジデントが診断していきます。これを経験することで、呼吸器外科領域の病理に関する膨大な知見を身に着けることができ、外科医として視野を大きく広げることができます。

手厚い指導体制

日本のがん診療・研究の拠点病院・教育病院として、当科はレジデント教育には特に力を注いでいます。豊富でバラエティーに富んだ手術症例はスタッフの指導の下、がん専門修練医、レジデントが執刀するチャンスが多々あります。年間を通じたトレーニングカリキュラム(講義、ラボ等の実習)が用意されており、個々のレベルに応じたStep up方式の技術習得を重視し、効率のよい魅力的な研修実現を目指しています。

また、手術手技の指導のみならず、臨床研究、先端医療開発センターとの共同による基礎研究(トランスレーショナルリサーチ)、臨床試験の立案・遂行の指導も積極的に行っております。レジデントは毎年国内だけでなく、世界中のさまざまな学会や学術誌で存在感のある発表を行っており、国内で最も若手がactiveな呼吸器外科施設の一つになっています。抄読会や研究会なども定期的に開催し、常に最新の知見を取り入れる姿勢を心がけています。当院で研修を行えば、臨床と研究を双方こなせるオールラウンドな呼吸器外科医となれることでしょう。

当科の業績

当科で研修を受けたレジデントは国内外の様々な学会・雑誌にてその成果を発表しています。以下のリンクより、当科における業績をご覧になれます。

先輩レジデントからのメッセージ

がん専門修練医1年目 小池 悠太郎

小池さん

がんセンター東病院は、総合的に肺癌と向き合う国内最高の医療機関といえるでしょう。そして、最前線にいる研究者と共に最先端の医療に臨めることが当院で臨床に当たるうえでの最大の魅力であると常に感謝し、邁進しております。

と申しますのも、他施設では滅多に経験することのない拡大手術をはじめとする豊富な症例数は、年間約650例を越し、外科医としての修練の場には申し分ない環境です。さらに忘れてならない当院の特徴は、臨床の背後に控える卓越した総合的医療チームがあります。つまり私たち臨床医に加え、コメディカルに関わるチームには、将来のより良いがん治療を目指し日夜奮闘する研究者の方々や、それを支えるたくさんスタッフが存在しており、私たち臨床医もその一旦に関わる機会がたくさんあり、それが何よりも力になります。目の前の患者さんだけでなく、未来の患者さんとも向き合っていく現場を経験することで、単なるハイボリュームセンターでの臨床修練以上の深く豊かな知見を身につけることができるでしょう。

 たとえば私の場合、呼吸器外科の正規レジデントを3年間終了後、現在はチーフレジデントとして更に2年間、チームを引っ張る立場として研修させていただいております。主な仕事内容としては、レジデントとスタッフ間の風通しを良くすることに加え、手術患者の全身管理と把握、手術枠の調整、レジデント教育など様々な役割を担い、成長するチャンスをいただいています。そして、自らの成長以上にチームが成熟し、一丸となり肺がんと向き合えるよう、日々責務にあたっております。

 当院呼吸器外科に興味がある意欲的な方は、まずはメールでご一報いただき、ぜひ東病院に見学にいらしてください。もちろん学会中のコンタクトなども大歓迎です。心からお待ちしております!

レジデント3年目 野村 幸太郎

野村レジデント募集

国立がん研究センター東病院の呼吸器外科は肺癌診療・研究を最前線でリードする施設であり、呼吸器外科医として肺癌を学ぶための最高の環境が揃っています。

近年の肺癌外科診療は周術期治療の発展により大きく変わり、外科医も手術だけでなく幅広い腫瘍学の知識が必要な時代が来ています。

私は現在、先端医療開発センター 免疫トランスレーショナルリサーチ分野をローテーションし、腫瘍免疫に関するTR研究を行っています。免疫TR分野では、がん免疫に関する世界的な業績を有する先生方に直接指導をいただきながら、免疫・ゲノム・代謝などの知識を実際の研究を通じて一から身に付けることができます。さらに、肺癌だけでなく様々ながん種の治験・臨床試験のTR研究に直接携わることができるのも当院の免疫TR分野でしかできない経験です。

日常診療で抱いた疑問の根本を基礎に立ち返り自らの手で追究することで、Academic Surgeonとしての第一歩を踏み出すことができます。

 もちろん手術に関しても、当院は日本有数の症例数を誇るだけでなく、開胸・完全鏡視下・ロボット手術や気管支形成・血管形成・胸壁再建など様々な手術を直に学ぶことができます。他院の心臓血管外科や整形外科とも連携し、人工心肺下手術や椎体切除を要する症例なども経験することができます。単施設でここまで多様な手術を学ぶことができるのは、日本でもがんセンター東病院のみといっても過言ではありません。

臨床・研究ともにまさしく恵まれた環境で、レジデント同士切磋琢磨し、充実した日々を送っています。皆様もぜひ、当科で学びましょう!お待ちしております!

レジデント2年目 大谷 正侑

大谷さん

当科のレジデントプログラムは若手の呼吸器外科医が肺癌診療を学ぶ上で最高の環境が整っています。特に手厚い指導体制、関連他科との連携、熱意のあるレジデント同士での研鑽などに魅力を感じて、私は当科のレジデントプログラムに応募しました。

当科では5名のスタッフの手厚い指導のもと、拡大手術や区域切除をはじめとする縮小手術、胸腔鏡補助下、完全鏡視下やロボット支援下手術などの様々な手術を経験することができます。日本の肺癌診療の第一線で活躍しているスタッフから、手術を含む日常診療だけでなく論文執筆や学会発表などの指導を受けることができますし、連携大学院制度を利用した学位取得も可能です。

また、病理科を中心とした他科の研修を行い、様々な角度から肺癌診療を学ぶことができます。病理科の研修では手術標本の固定・切出しから診断までを担当することで、肺癌診療に必須となる病理の知識を系統的に学ぶことができます。さらに、多くのレジデントが肺癌病理の研究にも携わり、肺癌診療の知見をさらに広げています。病理科以外にも、呼吸器内科、放射線科といった肺癌診療に関わる科や基礎研究を行う科なども希望に応じて研修可能です。

日本全国の病院から熱意のあるレジデントが集まり、日々切磋琢磨し研鑽を積むことができるのも当科のレジデントプログラムの大きな魅力です。私は当科のレジデント以前は市中の地域基幹病院で研修していましたが、多くの同年代の呼吸器外科医と一緒に働くのは当科のレジデントが初めての経験でした。大学病院・市中病院を問わず様々な施設での経験を持った熱意のあるレジデントが多く集まるため、とても刺激になります。

私は実際に見学に来て、当科のレジデントプログラムに魅力を感じて応募しました。当院の所在地である柏の葉もとても住みやすい場所ですので、興味を持たれた方は是非一度見学に来てください。お会いできるのを楽しみにしています。