国立がん研究センター東病院敷地内ホテルのご紹介＜三井ガーデンホテル 柏の葉パークサイド＞

ホテルスタッフはがんに関する基礎知識などを習得しており、サービス介助士（公益財団法人日本ケアフィット共育機構）の資格取得も計画中です。また、ご本人同意のもと、ホテルと病院間でコミュニケーションツールを用いた患者情報を共有する仕組みを導入し、がん患者さんの生活留意事項の確認を行います。

2Fには、NCC東病院の外来拡張エリアがあります。10室の診療室を設け、うち2室はオンライン診療の環境を整えています。セカンドオピニオン外来をはじめ、胃外科、乳腺外科、眼科などの外来診療を実施。柏の葉サロンでは、さまざまな疑問やお悩みに対応する患者教室を開催します。

• 「国立がん研究センター東病院　柏の葉パークサイドホテル診療棟」開設に伴うご案内

NCC東病院内に本宿泊施設専用の予約ブースを設置しており、次回の診療日に合わせてスムーズに宿泊の予約ができます。

注：宿泊予約は、予約ブースに備え付けのPCからご自身で行っていただきます。

海外諸国からのがん患者さんやご家族にとって安心かつ利便性の高いホテル環境を目指し、長期滞在用のキッチン付き客室を設置するほか、食料品店などの情報を掲載した英語や中国語の柏の葉エリアマップの配布、中国で広く使われているアプリ「WeChat」を活用したホテル情報の発信などをしています。

2Fのラウンジには、柏の葉公園を眺めながら仕事が出来るカウンターデスクやライブラリーコーナーを設置。ご飲食スペースや診察の待ち時間を過ごす場としてご使用が可能です。

滞在するがん患者さん向けにデジタル技術を活用したサービスを提供しています。これらのITサービスをコンシェルジュがご案内しています。

• オムロンヘルスケア：デバイスを貸与し、測定結果はNTTデータの「Health Data Bank for Medical」に記録。
• リンクアンドコミュニケーション：「カロママ プラス」では、がん患者さん向けの「食事療養コース」を開発し、食事のアドバイスを提供しています。

2022年7月、当院敷地内に「三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド」がオープンしました。

当院には年間のべ30万人弱の患者さんが外来を受診しておりますが、職員一同、より多くの患者さんに最新のがん治療を、できるだけ精神的・肉体的に負担が少ない形での提供を心がけています。ホテル内には外来フロアや患者さん専用のラウンジも併設しており、当院通院治療中の患者さんとそのご家族のご負担の軽減や、遠方からの患者さんの受診の利便性向上を期待しております。多くの皆様にご利用いただければ幸いです。