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国立がん研究センター 東病院

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2.小児、思春期・若年成人(AYA:Adolescent and Young Adult)を含む若年女性がん患者さんのサポート

思春期・若年成人(AYA:Adolescent and Young Adult)期を代表する30代に発症するがんで最も多いのは乳がんや子宮がんで女性に多いがんです。

小児期と成人期の間にあたるAYA世代の患者さんは、さまざまな問題を抱えています。例えば、病気の治療が生殖機能に及ぼす影響や晩期合併症、通勤や通学に及ぼす影響、思春期という多感な時期に病気に罹患することによるさまざまな精神的ストレス、恋愛や結婚のこと、自身のお子さんに対すること、将来への不安などです。

小児AYAがんのがん腫の内訳(0歳から39歳)
女性 2009年から2011年

小児AYAがんのがん腫の内訳


レディースセンターではこれらの問題を可能な限り解決し、それぞれの患者さんのニーズに応じた医療を提供するため、多職種による院内の連携について積極的に取り組んでいます。

1.こども支援外来

女性看護外来でさらなる加入が必要と思われた場合、または患者さんが希望された場合にはこども支援外来にて小児科医、臨床心理士、看護師などで患者さん本人とお子さんに対してどのように話したら良いか等のご相談に乗ります。また、希望があればお子さん本人に絵本や資料を使って直接お母さんの病気についてのお話もします。

2. MAYACon(Multidisciplinary Adolescent and Young adult conference)

AYA世代患者さんに対する多職種カンファレンス

AYA世代患者さんのさまざまな問題に対してより良い医療と環境を整えられるよう多診療科の医師、看護師、薬剤師、ソーシャルワーカー等の多職種でそれぞれの患者さんについてのカンファレンスを行います。

3. AYA世代がん・小児がん電話相談

東病院では治療前、治療中にかかわらず専門家の意見を聞きたいというAYA世代者さん・ご家族のために電話での相談窓口を設けています。専門の医師が直接対応いたします。

診断や治療、臨床試験や治験、療養環境など、なんでもご相談ください。

 

電話相談

AYA世代がん・小児がん 電話相談
電話番号:04-7130-0191
受付時間:平日10時から16時
注:相談は無料です(通話料は発生します)。
注:入院中の患者さんや外来患者さんの対応などにより、時間内であっても電話に対応できない場合があります。ご了承ください。

4.陽子線治療

小児がんは70%以上が治癒する時代となり、治療後の晩期合併症が可能な限り少ない治療が選択されるようになりつつあります。固形がんの治療に放射線治療は必須です。

東病院では放射線治療科と連携し、適応となる場合は陽子線治療を選択することができます。陽子線治療はX線とは異なる物理学的特性により病巣に効率よく線量を集中でき、病巣の周囲にある正常組織に対する影響を減らし、放射線治療による副作用を少なく抑えることができます。2016年4月から小児がんに対する陽子線治療は保険収載されています。