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手洗いや手の消毒(手指衛生)
- 手をきれいに保つことは感染対策の基本です。
- 手指衛生には、流水と石鹸、またはアルコール消毒剤を用いた手指消毒があります。
- 手指衛生は感染対策の中で最も重要な対策です。
手指衛生は感染対策の中で最も重要な対策です

手指衛生には、流水と石鹸を使用する方法と、アルコール消毒剤を用いた手指消毒があります。どちらの方法も手のひら全体をしっかり覆える量の石鹸、アルコール消毒剤を使って、手のひら・手の甲・指の間・指先・手首とまんべんなく丁寧に洗ったり、消毒をしてください。もし可能であれば普段からアルコールを含有する手指消毒剤を持ち歩くことをおすすめします。(アルコールにアレルギーがある場合はご使用になれません。)
流水と石鹸による手洗いについて
以下の場合は、手についた物理的な汚れを洗い流す必要があるため、流水と石けんで手を洗いましょう。同居するご家族や患者さんの周囲の方も可能な範囲で同様の手洗いをお勧めいたします。

- 外出から戻った後
- トイレの後
- 食事の準備前後、食事の前後
- ペットや動物に触れた後
- 鼻をかんだり、手でくしゃみを覆った後
- 目や鼻、口の粘膜を触る前後
- ごみ箱を触った後
- 傷の処置や、点滴ポートを触る前
また、以下の場合は、手の表面に目に見える汚れがなければ、流水・石けん、またはアルコールを含有する手指消毒剤のいずれでも可能です。
- 感冒症状のある人との接触後
- 不特定多数の方が触れるような公共物の表面に触れた後(エレベーターのボタンやつり革、手すりなど)
ただし、アルコール手指消毒薬では効果が期待できない微生物もいます。例えば食中毒の原因となり嘔吐や下痢を引き起こすノロウイルスはアルコール消毒が効きにくいといわれています。この場合には流水と石鹸による手洗いで対応します。
参照:CDC,CleanHands:AKeyPartofPreventingInfections.
https://blogs.cdc.gov/cancer/2020/12/01/clean-hands-a-key-part-ofpreventing-infections/
手洗い後は、よく流水ですすいで石鹸が残らないようにしっかり洗い流して、清潔なタオルやペーパータオルなどで拭いて乾かしてください。
手荒れが気になる場合は、市販の軟膏やクリームなどでの皮膚の保湿も行いましょう。
参照:厚生労働省ホームページより(厚生労働省、国民の皆様へ(新型コロナウイルス感染症)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00094.html(最終確認 2024年10月31日)
正しい手の洗い方
手洗いの前に爪は短く切っておきましょう 時計や指輪は外しておきましょう。

また、外出中など多くの人は知らないうちに顔に汚染された手を持ってきて目・鼻・口の粘膜に触れて感染することがあるので、こまめに手を洗ったり、手を消毒したり、意識的に顔に手を持ってこないように注意することも重要です。












