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入浴・シャワー

ポイント
  • 皮膚の機能を維持しつつ体を清潔に保つよう入浴することが大切です。

 

入浴やシャワーにより体を清潔に保つことは感染症のリスクを減らしてくれます。
皮膚はウイルス・細菌・カビなどの様々な病原体が体へ侵入することを防ぐ機能があります。 放射線治療や一部のがん薬物治療では皮膚が赤くなったり、むけてしまったり、乾燥しやすくなり、手足の皮膚がひび割れることもあります。
お湯が熱すぎると皮膚の脂分が失われて乾燥してしまい、強くこすると傷ついてしまい皮膚の機能が失われてしまいます。(特に指示がなければ石鹸やボディソープを使用して問題ありません。)

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皮膚の機能を維持しつつ体を清潔に保つよう入浴することが大切です。
手術や処置をされた際、入浴や創部の洗浄について説明や指示がある場合があります。このような場合は説明の内容に従ってください。
CVポート造設後は創部が痂皮化した(かさぶたになった)後に入浴やシャワーが可能になります。

  • 毎日入浴やシャワーすることが体を清潔に保ち、感染のリスク低下につながります。[1]
  • ぬるま湯で入浴する。長時間の入浴やシャワーは避ける。熱いシャワーやジャグジーは避けましょう。[2]
  • 清潔なタオルなどで強く体をこすらない。拭いて乾かしましょう。[3]
  • 必要に応じて、入浴後に保湿剤などによるスキンケアを行いましょう。
[1] American Cancer Society
https://www.cancer.org/cancer/managing-cancer/side-effects/infections/preventing-infections-in-people-with-cancer.html
[2] MD Anderson Cancer Center Skin and Nail Changes
https://www.mdanderson.org/patients-family/diagnosis-treatment/emotional-physical-effects/skin-nail-changes.html
[3] City of Hope Skin care and cancer treatment
https://www.cancercenter.com/treatment-options/skin-care

 

 

 

更新日:2025年10月31日