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国立がん研究センター 東病院

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実績について

東病院消化管内視鏡科はスタッフ医師5名を中心に、消化管内視鏡検査や治療を行っています。2017年5月に開設した次世代外科・内視鏡治療開発センター(NEXT)棟1階の内視鏡センターは国内最大規模を誇り、2018年度は、年間で約14,700件の内視鏡検査・治療を行いました。いずれの検査、治療実績も年々増加しており、国内ではトップレベルの件数を誇ります。

現在、がんに対する治療は、進行度や患者さんの状態に応じて様々な治療選択があり、より体への負担を少なくした、低侵襲にがんを治す治療方法の開発が進んでいます。消化管内視鏡領域においても、内視鏡的粘膜下層剥離術 (ねんまくかそうはくりじゅつ/ESD:イーエスディー)の普及によって、従来外科手術を受けて、臓器を摘出されていた大型の早期がんに対しても、内視鏡治療の適応が拡大されつつあります。そのため、臓器を温存した低侵襲な治療法でがんを切除できる患者さんが増えています。低侵襲な治療を行うことで、食事開始時期や入院期間も短縮しています。東病院では、ESD以外にも消化管拡張術(ステント留置術やバルーン拡張術など)、胃瘻(いろう)造設術、がん細胞に親和性の高い光感受性薬剤を使ったレーザー治療(光線力学療法/PDT:ピーディーティー)も多数行っています。

 

表 内視鏡検査・治療件数
(2017年度から2020年度)
 

2017年度

2018年度

2019年度

2020年度

消化管内視鏡検査・治療総件数 13,936 14,732 15,237  14,872 
上部消化管内視鏡検査 8,677 9,257 9,467  9,154 
超音波内視鏡 68 72 91  63 
食道内視鏡的粘膜切除 (EMR/ESD総計) 272 292 329  264 
食道ESD 230 240 262  227 
胃ESD 230 240 323  279 
内視鏡的食道拡張術 679 598 665  765 
経皮内視鏡的胃瘻造設術 141 131 116  100 
光線力学療法(食道) 81 60  39  34 
大腸内視鏡検査 3,027 3,108 3,274  3,191 
ポリペクトミー、内視鏡的粘膜切除(大腸) 1,372 1,564  1,567  1,511 
大腸ESD 95 122 131  109 
内視鏡的粘膜切除(頭頸部) 89 101 98  112 

EMR:内視鏡的粘膜切除術(ねんまくせつじょじゅつ)
ESD:内視鏡的粘膜下層剥離術(ねんまくかそうはくりじゅつ)