コンテンツにジャンプ
国立がん研究センター 東病院

トップページ > 診療科のご案内 > 外科系 > 胃外科 > 診療と実績について > 診療の流れ

診療の流れ

予約について

まずは東病院予約センターに電話(04-7134-6991/平日:8時30分から17時15分)で初診予約を取ります。東病院では、初診から治療開始まで迅速に行えるように心掛けており、通常は1週間以内に予約が取れるよう枠を調整しています。手術が必要と判断された患者さんは、通常初診から2週間から3週間で迅速に手術を受けていただけるように準備します。

また当院では近隣の患者さんのみならず、遠方の患者さんであっても、安心して治療を受けて頂けるようサポーティブケアセンターを介してサポートいたします。例えば、主な手術や検査は当院で行い、その後は患者さんの自宅に近い病院と連携をとりながら、定期検査や治療を受けることも可能です。その他予約に関する詳細は、外来受診のご案内をご覧ください。

受診について

外来

初診日は必要な検査を当日行うこともありますので、食事を摂らずに来院してください。
がんの進行度を診断するために重要な胸腹部CT検査、全身の一般状態を調べるのに必要な検査(血液・尿検査、心電図、レントゲンなど)を行います。また1週間以内に上部消化管内視鏡検査・超音波検査などを行い、これらの検査結果をもとに総合的にがんの進行度を調べます。その結果は、外科・内科・内視鏡科・放射線科で行うカンファレンスで提示され、東病院としての治療方針が決められます。そして診断結果について、外来再診時に患者さんに説明いたします。

従って、胃外科を初診で受診しても、早期がんで一定の条件を満たせば、手術を回避し内視鏡的切除(ESD)の方針になることもありますし、反対に腫瘍の遠隔転移(えんかくてんい/胃から離れた場所にがんが広がること)や、他臓器浸潤(たぞうきしんじゅん/胃と隣り合った臓器にがんが直接食い込むこと)が認められれば、手術ではなく化学療法の方針となることもあります。また、進行度によっては、全身麻酔下に腹腔鏡検査を行い、腹腔内の微小転移(腹膜播種:ふくまくはしゅ)の有無を確認した後に、治療方針を決定する場合もあります。
手術を行うことが決定したら手術準備外来を受診して頂き、必要な準備を行います。

入院

通常は手術前日から入院します(手術前日が休みの場合はその前の平日になります)。
入院してからの周術期(術前から術後)管理は、決まった一律の流れ(クリニカルパス)に沿って行います。クリニカルパスとは、検査や治療の予定とタイムスケジュールを示した治療計画書です。現在のクリニカルパスは、なるべく患者さんの負担が軽くなるよう、早期に日常生活に戻れるよう(ERAS:イーラス)に計画されています。胃切除術の場合、9割以上の患者さんがこのクリニカルパスに沿って術後7日から10日で退院します。退院前には術後の食生活における留意点などを、管理栄養士から詳しく説明する栄養指導の機会を設けます。

退院後の初回外来

退院時、次回の外来を予約します。通常は退院してから約2週間から3週間後になります。
この外来では、手術で摘出した胃を顕微鏡で詳しく調べた結果(病理結果)をご説明します。病理ステージがIIあるいはIIIと診断された場合は診療ガイドラインに従い、術後再発予防を目的に術後抗がん剤治療(術後補助化学療法:じゅつごほじょかがくりょうほう)を行うことを基本としています。