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国立がん研究センター 東病院

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教育について

臨床と基礎の橋渡しとなれる病理医を育成します

多様性は育成の原動力です。当科および先端医療開発センター病理分野には、多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まっています。次時代を切り開く病理医の育成には最適の環境です。なお、詳細は、レジデントプログラムをご参照ください。

教育体制

  • ラボ研修

  • 教育体制

病理・臨床検査科の教育カリキュラム

     診断業務  研究業務
 手術材料生検材料 剖検・細胞診 診断研究 基盤研究 
1年目  臓器 ローテーション >切り出し 生検当番
迅速当番
剖検参加・薄切など 検体処理業務体 特殊型などの報告 カンファレンスへの参加 研究内容の確定
2年目 週一回程度の切り出し 生検当番
迅速当番
剖検参加 基盤研究の実施・解析
3年目 専門臓器 週一回程度の 切り出し 生検当番
迅速当番
剖検参加・細胞診ディスカッション 参加 基盤研究の実施・解析・論文作成/ teaching slide 作製

 

国立がん研究センター東病院病理診断科での研修

1.豊富な症例・詳細な臨床情報に基づく病理診断の基礎を習得
特徴
  • 生検標本13000件以上、手術標本3000件以上、細胞診4000件以上
  • 臓器担当制による高い専門性
  • 臨床各科との定期的なカンファレンス
  • ISO15189認定を受けた病理検査室での研修
到達目標
  • 各種がんにおいて、治療の選択、治療効果、予後推定、がん登録などに必要となる情報を理解する
  • 上記情報を記載した病理診断書を作成する
  • 病理検体における品質保証/品質管理の重要性を理解する
2.各臓器のがんに対する適切な分子病理診断の基礎を習得 特徴
特徴
  • 豊富な分子病理情報(ゲノム情報、タンパク情報、細胞情報)
  •  定期的なエキスパートパネルの実施
到達目標
  • 各臓器のがんに特徴的な分子病理情報を理解する
  • ゲノム医療において求められる技術や知識を身につける
  • 分子病理専門医取得のための基礎知識を身につける
3.臨床と基礎をつなぐトランスレーショナル (TR) 研究の実践
特徴
  • レジデントの論文指導実績は日本トップクラス
  • 臨床各科や先端医療開発センターとの蜜な連携によるTR研究の実施
  • 企業との共同研究多数
到達目標
  • 各種がんにおいて特徴的な病態を抽出し、その病態に関わる病理学的検討を行い、英語論文を作成する
  •  実用可能な医療シーズについて理解する

参加申込・お問い合わせ

参加申込はメールにて承ります。下記バナーをクリックしてご覧ください。

各種参加申し込み

先輩レジデントからのメッセージ

黒江 崇史 先生(2019年度 専攻医)

私は東京大学の大学院生(人体病理学、博士3年)です。博士1年では、市中病院にて病理診断をメインに研修していましたが、博士2年より研究に本格的に取り組むため、2019年度から当院にて研修を開始しました。

黒江 崇史(くろえ たかし)

がん専門のナショナルセンターとして、病院(東病院)と研究所(EPOC)を有しており、病理レジデント(専攻医)は双方に所属して、病理診断や研究に取り組みます。また、抄読会、研究発表会などの教育系カンファレンスにも参加して、様々な背景をもつ他の研究者から最新の情報を得ることが可能です。また、臓器毎に臨床系カンファレンスも多数開催されているので、各々の興味に応じて臨床医との人脈を形成したり、各種臨床情報へのアクセスが容易なことも病理・臨床検査科の強みだと思います。各臨床科には多くのスペシャリストが在籍していますし、臨床のレジデントは常に複数名、病理をローテートしています。がん専門病院として豊富な症例を有することに加えこれらの環境は、病理レジデントが病理形態学を基盤にして研究を進めていくには最適だと思います。

がんの診断や研究に興味のある方は是非一度、当院へ見学にいらっしゃって下さい。

 

村田 翔平 先生(2019年度 専攻医)

村田 翔平(むらた しょうへい)

柏の葉キャンパス駅周辺は新築マンションの屹立する清潔なニュータウンで、子育て世代も多く合理性に富んだ街並みが魅力です。時速約120kmのつくばエクスプレスに乗れば秋葉原や浅草といった23区東の要所は呆れるほど間近で、豊かな環境で研修に没頭しつつも都内の勉強会等に出るのも全く億劫でない、そんな絶妙な距離感が当院の特徴と思います。

膨大な症例数や臓器ごとの診断・指導体制、常時10人以上ローテートしている臨床レジデントと席を並べての交流、病院直結の研究部門と、他にも当院の特色を挙げればキリがありませんが、まずは一度、見学に来てみることをオススメします。闊達な気風にどっぷり浸かってみてください。

 

大原 悠紀 先生(2018年度 後期レジデント)

私は2014年から名古屋大学大学院で悪性中皮腫の腫瘍微小環境や、動物モデルを用いた発癌メカニズムについての研究を行ってきました。2018年に学位を取得し、国立がん研究センター東病院には研究者としてのキャリアアップと、外科病理医としての研鑽のために参りました。
 
大原先生国立がん研究センター東病院を選択した最大の理由は、病理が良い意味で独立しておらず、臨床(病院)とラボ(EPOC)とが一体化されているためです。そのため、臨床材料を用いた腫瘍微小環境研究や治療応用のための研究を行いやすい環境にあります。臨床との距離が近いことは、最先端の臨床研究を基礎に落としこむ、あるいは逆に基礎研究で得られた成果を臨床開発に繋げやすいという利点もあると思います。

私のように病理医として病理研修をするのでなく、臨床医として病理研修をするレジデントも非常に多くいるため(年間10人以上)、各科とのカンファレンス、日常の業務や雑談を通じて最先端の臨床を肌で感じることもできます。是非一度見学にお越しください!

各長からのメッセージ

石井 源一郎0715

氏名:石井 源一郎
メールアドレス:gishii●east.ncc.go.jp(●を@に置き換えてください)

病理・臨床検査科は、臨床と研究と教育が交差するエリアです。
多様な背景を持つ人たちが交わる空間を肌で感じ、多彩な学問分野の見方や考え方を身につけてください。