コンテンツにジャンプ
国立がん研究センター 東病院

トップページ > 共通部門のご案内 > 薬剤部 > 一般・患者の方へ > 下痢について

主な抗がん剤の副作用とその対策下痢について

抗がん剤による下痢には大きく分けて2種類あります。

腸管の蠕動運動が活発になるため起こる下痢

化学療法により、消化管の運動を調節する副交感神経が影響を受けて蠕動運動が活発になり下痢が起こると考えられます。
治療を開始した日から数日後に症状が現れます。

粘膜障害による下痢

化学療法により消化管粘膜が障害を受けたり、白血球減少時に腸管感染が起きたりすることが原因となると考えられます。
一般に治療開始後10日目から14日目に現れます。


Q:下痢の時どのような点に気をつけたらよいでしょうか?

以下のような点に気をつけて栄養や水分の補給に努めてください。

  •  消化の良いものをとるようにし、食事を何回かに分けて1回の量を少なくするとよいでしょう。
    • 芋類のような繊維質の多い食品は控えましょう。
  • 下痢の時には水分やミネラルが失われます。
    • スポーツドリンクなどで水分やミネラルを補給するようにしましょう。
    • ただし、冷たい飲み物はお腹が冷えるため、避けてください。
  • カリウムの多い食品(りんご、柑橘類、果物ジュース等)をとりましょう。
  • 脂肪分の多い食品、牛乳や乳製品は避けるようにしましょう。
  • 香辛料をきかせた料理、炭酸飲料、コーヒー、紅茶、アルコール等の刺激のある食品は避けた方がよいでしょう
  • 安静にしてお腹が冷えないように温かくしましょう。


また、感染防止のためトイレの後はウォシュレットなどで肛門周囲を洗浄し清潔に保ちましょう。