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実績について

 

手術件数(表1)

  2020年度 2021年度 2022年度
前立腺全摘除術 194 194 243
ミニマム創手術 10 8 2
ロボット支援手術 184 186 241
前立腺がん小線源治療 0 0 13
経尿道的膀胱腫瘍切除 206 167 224
膀胱全摘 47 46 38
開腹手術 19 8 5
腹腔鏡手術 0 0 1
ロボット支援手術 28 38 32
腹腔鏡下骨盤内臓全摘 0 1 0
膀胱部分切除 2 2 6
根治的腎摘除 13 20 23
開腹手術 6 4 5
ミニマム創手術 0 2 3
腹腔鏡手術 7 14 4
ロボット支援手術 0 0 11
腎部分切除 42 69 47
開腹手術 0 1 0
ミニマム創手術 11 18 6
腹腔鏡手術 1 0 0
ロボット支援手術 30 50 41
腎尿管全摘除 29 30 44
開腹手術 6 4 3
ミニマム創手術 5 5 6
腹腔鏡手術 18 21 11
ロボット支援手術 0 0 24
尿管部分切除(尿管がん) 0 0 1
人工尿道括約筋手術 22 13 32
前立腺肥大症 26 43 25
経尿道的前立腺切除 2 2 1
光選択的前立腺蒸散術  24 41 22
水蒸気治療(WAVE) 0 0 2
ボトックス膀胱壁内注入療法(注) 0 4 5
精巣摘除 6 10 7
後腹膜腫瘍摘除及び生検 6 15 16
  開腹手術 6 14 16
腹腔鏡手術 0 1 0
リンパ節郭清 5 4 3
  後腹膜リンパ節 3 1 2
 鼠経リンパ節 2 3 1
陰茎切除及び外陰部切除 0 1 1
副腎摘除  3 8 17
 開腹手術 0 2 1
 ミニマム創手術 0 2 2
 腹腔鏡手術 3 4 14
他科との合同手術 17 20 35
総手術数(当科主体) 724 780 979

 

検査・処置件数(表2)

  2020年度 2021年度 2022年度
尿管ステント挿入術 75 105 116
経皮的腎瘻造設術 56 58 31
前立腺生検 160 173 279
前立腺金マーカー挿入 121 159 179
前立腺スペーサー挿入 20 35 152
CTガイド下生検 24 23 28

2022年度も、がん診療を安全に継続するために、前年度に引き続きコロナウイルス感染症の病院内伝播を防ぐことに病院全体で取り組んだ1年でした。病院スタッフの努力ばかりでなく、患者さん並びにご家族に多大なご協力を頂き、手術制限をすることなく、ロボット支援手術を中心に着実に手術(表1)を実施することができました。泌尿器・後腹膜腫瘍科は、対象疾患数が非常に多いばかりでなく、腎機能維持・尿路確保を担当する唯一の診療科であり、他科の診療に大きく貢献しております。

2022年度は、349件(前立腺がん 241、膀胱がん 32、腎がん 52、腎盂尿管がん24件、2021年は274件)のロボット支援手術を施行しました。2022年度から新たに開始したロボット支援下根治的腎摘 (腎部分切除が適応でない場合)、ロボット支援下腎尿管全摘も標準的な手術として定着しました。泌尿器科がん手術のほとんどが、ロボット支援手術の対象となり、スタッフ全員で、質の高い手術を安全かつスムーズに提供すべく、日々研鑽しております。今年度より、限局性前立腺がん治療に対して、小線源治療を開始し、軌道に乗り始めています。また、ロボット支援手術を支える両輪として、腹腔鏡手術ミニマム創内視鏡下手術も施行しており、根治性を担保した手術全体の低侵襲化を図っています。

昨年度より、巨大後腹膜腫瘍や副腎がんなど、症例によっては他科(主に大腸外科、肝・胆・膵外科)との合同チームを必要とする手術が増加しております。腫瘍内科、放射線科とも綿密に連携し、集学的治療を行っています。また、後腹膜腫瘍は、悪性リンパ腫、IgG4関連腫瘍など内科的治療が主役の場合も多く、疑われる場合は、CTガイド下生検(表2)を施行し、当科がその後の治療の道筋をつけております。

さらに、当科は癌治療に関連したQOL(生活の質)の向上に取り組んでおります。人工尿道括約筋埋込み術経尿道的光選択的前立腺レーザー蒸散術(PVP)ボトックス膀胱壁内注入療法を施行しております。特に、人工尿道括約筋埋込み術は、本邦における中心的施行施設で、多数の患者さんが紹介されてきます。

検査・処置 (表2)に関しては、東病院は進行がんに対する薬物治療の中心的センターであり、薬物治療の円滑な施行のための腎機能温存、改善を目的とした尿管ステント・腎瘻処置は当科が行っております。また、前立腺がんの放射線治療時の照射部位の誘導としての金マーカー挿入や、直腸合併症の軽減のためのスペーサーの挿入も当科が行っております。泌尿器がんの枠にとどまらず、他科のがん治療に大きく貢献しているのが大きな特徴です。

手術件数の増加は、経験の蓄積を通して、患者さんに提供する治療の質の向上にそのまま直結しますが、最も大事なことは、患者さんに真摯に向き合うことと考えています。主治医は決めていますが、全員が担当医となる体制をとっています。お気兼ねなく、どの医師に尋ねて頂いても、誠実に対応します。

更新日:2023年04月10日