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先端医療開発センター

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上園 保仁

上園 保仁

がん患者は早期診断、治療法の進展に伴い、5年生存率は60%を超えるまでになりました。それにより、がんサバイバーとして抗がん剤等と向き合っていく時間も増え、その副作用に悩む期間も長くなってきています。当支持療法開発分野では、がん患者のQOLを低下させる痛みやだるさ、吐き気などの症状を軽減させる新薬の開発、および既存の薬剤を利用したドラッグリポジショングのトランスレーショナルリサーチを行っています。がんと向き合い、がんとの共生をめざし、患者本位のがん医療の実施をめざします。

職名

  • 先端医療開発センター 支持療法開発分野 分野長
  • 研究所 がん患者病態生理研究分野 分野長
  • 中央病院 支持療法開発部門 主任研究員
  • 社会と健康研究センター 健康支援研究部 主任研究員
  • 東京理科大学 研究推進機構総合研究院(トランスレーショナルリサーチセンター) 客員教授
  • 九州保健福祉大学 客員教授

専門領域

  • 分子神経薬理学
  • 緩和医療学

キーワード

  • オピオイド鎮痛 G蛋白共役型受容体
  • 支持・緩和療法
  • ノンラベル・リアルタイム受容体アッセイ

現在の主な研究テーマ

  • 新規口内炎鎮痛薬Compound Xの創薬に向けた橋渡し研究 
  • 難治性疼痛克服に向けた脂質シグナル修飾による新規鎮痛薬の開発 
  • 新規オピオイド製剤の創製と臨床開発 
  • がん悪液質改善薬の開発 — グレリンおよびデスアシルグレリンの、分子メカニズム解明に基づく悪液質改善薬としての臨床応用

共同研究が可能なテーマ

  • G蛋白共役型受容体(GPCR)を介したシグナルアッセイ 
  • 難治性疼痛を克服する新薬開発 
  • 漢方薬および生薬の細胞
  • 分子レベルでの作用メカニズム解明 
  • がん患者のQOL向上に資する薬物の開発

Email

yuezono●ncc.go.jp(●を@に置き換えください)

略歴

  • 1985年 産業医科大学 卒業、医師免許 取得
  • 1989年 産業医科大学大学院 修了、医学博士 取得
  • 1991年 米国カリフォルニア工科大学生物学部門 ポストドクトラルフェロー
  • 2004年 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科内臓薬理学講座 助教授
  • 2009年 国立がんセンター研究所がん患者病態生理研究部 部長
    (2010年名称変更:国立がん研究センター研究所がん患者病態生理研究分野 分野長)
  • 2009年 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科麻酔・蘇生科学 客員教授 兼任
  • 2015年 国立研究開発法人国立がん研究センター先端医療開発センター支持療法開発分野 分野長 兼任
  • 2015年 国立研究開発法人国立がん研究センター支持療法開発センター 兼任
  • 2015年 国立研究開発法人国立がん研究センター社会と健康研究センター健康支援研究部 併任研究員 兼任

主な所属学会

  • 日本薬理学会(理事、編集委員会委員、企画教育委員会委員)
  • 日本自律神経学会(評議員)
  • 日本神経精神薬理学会(評議員、先端研究推進基盤構築タスクフォース委員)
  • 日本癌学会
  • 日本緩和医療学会
  • 日本緩和医療薬学会
  • 日本臨床薬理学会
  • 日本がんサポーティブケア学会

主な論文

  1. Uezono Y, Miyano K, Sudo Y, Suzuki M, Shiraishi S, Terawaki K. A review of traditional Japanese medicines and their potential mechanism of action. Curr Pharm Des, 18:4839-4853, 2012. [PubMed]
  2. Miyano K, Sudo Y, Yokoyama A, Hisaoka-Nakashima K, Morioka N, Takebayashi M, Nakata Y, Higami Y, Uezono Y. History of the G protein-coupled receptor (GPCR) assays from traditional to a state-of-the-art biosensor assay. J Pharmacol Sci, 126:302-309, 2014. [PubMed]
  3. Fujitsuka N, Asakawa A, Morinaga A, Amitani MS, Amitani H, Katsuura G, Sawada Y, Sudo Y, Uezono Y, Mochiki E, Sakata I, Sakai T, Hanazaki K, Yada T, Yakabi K, Sakuma E, Ueki T, Niijima A, Nakagawa K, Okubo N, Takeda H, Asaka M, Inui A. Increased ghrelin signaling prolongs survival in mouse models of human aging through activation of sirtuin1. Mol Psychiatry, 21:1613-1623, 2016. [PubMed]
  4. Terawaki K, Kashiwase Y, Sawada Y, Hashimoto H, Yoshimura M, Ohbuchi K, Sudo Y, Suzuki M, Miyano K, Shiraishi S, Higami Y, Yanagihara K, Hattori T, Kase Y, Ueta Y, Uezono Y. Development of ghrelin resistance in a cancer cachexia rat model using human gastric cancer-derived 85As2 cells and the palliative effects of the kampo medicine rikkunshito on the model. PLoS One, 12:e0173113, 2017. [PubMed]
  5. Shindou H, Shiraishi S, Tokuoka SM, Takahashi Y, Harayama T, Abe T, Bando K, Miyano K, Kita Y, Uezono Y, Shimizu T. Relief from neuropathic pain by blocking of platelet-activating factor-pain loop. FASEB J, Epub ahead of print, 2017. [PubMed]