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代表的なQIと改善に向けた取り組み

ある医療行為を改善する際には、可視化・客観化してその情報を病院全体で共有することで、効率化し、医療行為の生産性を高めることが医療の質改善の基本となりますが、医療行為を受けるがん患者さんは、どんな治療であっても不安な気持ちが強いものです。クオリティマネジメント室では病院全体のホスピタリティを高めて、がん患者さんに安心して治療を受けてもらえる環境整備も目標としています。

【医療の質に関する指標】

【病院経営に関する指標】

医療の質に関する指標

外来患者待ち時間

  • 外来患者待ち時間:受付から診察を受けるまでに1時間以上かかった外来患者の割合

注:外来患者待ち時間=待ち時間が1時間以上の外来患者数÷全外来患者数

2023外来待ち時間.png

 

外来における患者待ち時間の軽減は病院の大きな目標として、データの持続的な評価、診療科ごとの分析を継続的に行っています。患者待ち時間の軽減と外来医師業務のタスクシフトを目的とした、検査・診療の予約を医師事務作業補助者が代行する、外来予約カウンターを2021年に開設しました。患者満足度の高い外来診療を目指して、改善活動を続けていきます。

転倒転落率

  • 期間中の入院患者の延べ人数に対する、期間中に発生した転倒・転落の件数の割合

注:期間中に発生した転倒・転落の件数÷期間中の入院患者の延べ人数

2023転倒転落率.png

転倒転落率は医療機関の医療安全管理体制を評価する上で重要な指標です。このほかにも医療安全に関する多くのQIを継続的に集積・評価して、医療安全体制の充実につなげています。

患者影響レベル0報告率(インシデントレポート)

  • 患者影響レベル0報告率(インシデントレポート):問題が発生したが、患者には実施されなかった場合

注:レベル0件数÷全インシデントレポート報告件数

2023レベル0.png

実際には間違った医療行為が実施されなかったケースも、医療者にレベル0として積極的に報告してもらっています。レベル0のケースレポートが集積されることで、当院における医療事故を未然に防ぐ対策が可能となります。積極的な報告をお願いするために、レベル0報告率の目標値を20%として院内の共通目標としています。

病院経営に関する指標

病床利用率

  • 病床利用率:病床が利用されている程度

注:病床利用率=在院患者延べ数÷(許可病床数×診療実日数)

2023病床利用率.png

看護部が中心となって病棟のベッドコントロールを連携よく厳密に行うことで、9割を超える病床利用率を維持しています。決められた病床数の中で、多くの患者さんの入院治療が行えるように、チーム医療を実践しています。

平均在院日数

  • 平均在院日数:病院全体の入院期間の指標

注:平均在院日数=年間在院患者延べ数÷{01月02日×(年間新規入院患者数+年間退院患者数)}

2023平均在院日数.png

看護部を中心としたベッドコントロール、サポーティブケアセンターによる地域連携、診療科ごとの入院期間短縮に関する取り組みなど、患者さんが適切な入院期間で退院できるようにチーム医療でサポートしています。

DPC入院期間II以内割合

  • DPC入院期間II以内の割合:入院期間II以内に退院した患者の割合

注:DPC入院期間II以内の割合=入院期間II以内の退院患者数÷全退院患者数

(注:入院期間II:当該疾病の全国的な平均在院日数)

2023入院期間II.png

DPC入院期間IIは該当疾患ごとの全国的な平均入院期間の指標であるため、これを意識してベッドコントロールすることは、医療の質を担保する上で重要になります。職員に対するDPC制度の研修や、診療科ごとのDPCラウンドを実施して、DPCデータを用いた医療の質改善に努めています。

クリニカルパス適用率

  • クリニカルパス適用率:クリニカルパスが適用された入院患者の割合

注:クリニカルパス適用率=クリニカルパスが適用された入院患者÷全入院患者数

2023クリニカルパス.png

DPC入院期間IIを意識した診療を定型化してチーム医療で行う事を目的とし、クリニカルパスの利用を推進しています。クリニカルパスワーキンググループが中心となり、新規導入、改定等を各診療科と連携して実施しています。

 

更新日:2024年6月14日