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国立がん研究センター 東病院

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国立がん研究センター東病院ロボット支援手術(ダ・ヴィンチ)のご案内

ロボット支援手術(ダ・ヴィンチ)のご案内 トップ画像

国立がん研究センター東病院では、2014年より手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ(da Vinci Surgical System)」を導入し、2019年9月末には最新モデルの「ダ・ヴィンチXi 」を2台導入しました。これにより2件のロボット手術を同時に行うことが可能となりました。

当院では、最新の設備、経験豊富な術者、十分な実績が揃っているため、より安全で確実なロボット支援手術を患者さんに提供できる体制が整っています。

目次

ロボット支援手術のメリット

身体への負担が少ない

ロボット支援手術は、患者さんの体に小さな穴を開けて行う、傷口が小さい低侵襲(ていしんしゅう)の手術です。そのため、開胸手術や開腹手術に比べて手術痕はほとんど目立たず、より少ない出血量で術後の痛みも軽くなります。

  • ロボット支援手術のメリット01

    開胸手術

  • ロボット支援手術のメリット02

    ロボット手術

開胸手術(左)とロボット手術(右)の傷口の違い

精度の高い手術

術者は隣のコンソールから、術野の3D画像を見ながら、4本のロボットアームを遠隔操作します。術者の精密な手の動きを再現しつつ、ダヴィンチ・システム独自の機能で術者の手ぶれも防止されるため、従来の腹腔鏡(ふくくうきょう)下手術より精密な操作が可能となります。

国立がん研究センター東病院におけるロボット支援手術の実績

 ロボット支援手術累積件数漸増グラフ2013~2020年度

実施診療科からのメッセージ・適応疾患

呼吸器外科長 坪井 正博(つぼい まさひろ)

坪井 正博 写真

 

呼吸器外科でロボット支援手術の対象としているのは肺がん、転移性肺腫瘍(大腸がんなど)、および胸腺腫や神経原性腫瘍などの縦隔腫瘍です。傷が小さいため術後の疼痛が軽く、高精度な手術を少ない出血量で行えることがメリットです。当科では2019年3月よりロボット支援手術を開始し、安全性に最大限配慮しつつ、着実に施行件数を重ねております。ご不明な点がございましたら、お気軽にお尋ねください。

呼吸器外科HP Youtubeバナー

適応疾患/術式(保険適用)

  • 肺がん、転移性肺腫瘍/肺葉切除または1肺葉を超えるもの、区域切除
  • 縦隔悪性腫瘍(胸腺腫、胸腺がん)
  • 縦隔良性腫瘍(神経原性腫瘍、胸腺嚢胞)
  • 適応疾患・術式 肺がん他01
  • 適応疾患・術式 肺がん他02

食道外科長 藤田 武郎(ふじた たけお)

藤田 武郎 写真

 

食道がんはロボット支援手術の有用性が近年幾つかの臨床試験にて報告があり、合併症の低減・出血量の低下などが示されております。
ロボット支援食道手術には術者として胸腔鏡手術の十分な経験と共に、それに拘る看護師や臨床工学士など多職種の連携も重要です。当科では通常の胸腔鏡(きょうくうきょう)手術や腹腔鏡(ふくくうきょう)手術に加えて、ロボット支援手術でも豊富な経験を持っています。
ロボット手術のご要望のある方は何時でもご相談ください。

食道外科HP

対象疾患/術式(保険適用)

  • 食道がん/ロボット支援胸腔鏡下食道亜全摘
  • 適応疾患・術式 食道がん他01
  • 適応疾患・術式 食道がん他02

胃外科長 木下 敬弘(きのした たかひろ)

木下 敬弘 写真


 

当科では全国の先駆けとして2014年から胃がんに対するロボット支援手術を開始し、この領域では国内外で指導的立場にあります。これまでに200例近く、さまざまな術式で多くの経験を積み、合併症発生率はわずか1%と良好な成績を収めています。合併症を起こさないことは、早期退院が可能となるだけではなく、その後の予後にも影響することが分かってきており、「がんを治す」という目的においては重要な課題になります。またロボット支援手術では術後に食事に困らないように、より工夫を凝らした再建法(腸管のつなぎ方)も可能となりました。胃がんにおいては全ての術式が保険適応となりますので、いつでもご相談いただければ幸いです。

胃外科HP  Youtubeバナー

適応疾患/術式(保険適用)

  • 胃がん/幽門側胃切除、幽門保存胃切除、噴門側胃切除、胃全摘
  • 食道胃接合部がん(噴門部がん)/噴門側胃切除、胃全摘
  • 適応疾患・術式 胃がん他01
  • 適応疾患・術式 胃がん他02

泌尿器・後腹膜腫瘍科長 増田 均(ますだ ひとし)

増田 均 写真

 

泌尿器・後腹膜腫瘍科は、ロボット支援下悪性腫瘍手術 (前立腺、膀胱、腎)のすべてを施行しております。年間250例弱の同手術を施行しており、本邦でもトップクラスの手術件数です。根治性を担保しつつ、最大限の臓器機能温存及びQOL向上を目指したロボット支援下手術を患者さんに提供するべく、日々研鑽しております。

泌尿器・後腹膜腫瘍科HP

適応疾患/術式(保険適用)

  • 腎臓がん/ロボット支援下腎部分切除
  • 前立腺がん/ロボット支援下前立腺全摘出
  • 膀胱がん/ロボット支援下膀胱全摘
  • 適応疾患・術式 腎臓がん他01
  • 適応疾患・術式 腎臓がん他02

手術・受診をご希望の方へ

国立がん研究センター東病院はがん治療専門病院として、外科・内科・放射線の専門医によるチーム医療に取り組んでいます。手術や全身化学療法(抗がん剤)、放射線治療など、さまざまな治療選択肢を適宜組み合わせて、患者さん一人一人にとって最適な治療法を提案します。

当院への受診をご希望の方は、かかりつけの主治医にご相談の上、病状などについて記した医師の紹介状をお持ちください。

セカンドオピニオンのご案内

セカンドオピニオンのご案内イメージ

現在受診されている医療機関の診断結果のみでなく、当院の医師の客観的な意見や助言を参考にして治療方針を決定されたい方へお勧めです。また、がんの可能性が否定できないと言われた方など、がんの診断が確定していない場合でもセカンドオピニオンの受診が可能です。

サポーティブケアセンター/がん相談支援センターのご案内

サポーティブケアセンター/がん相談支援センターのご案内イメージ

全国の医療・福祉機関と連携し、患者さん・ご家族が安心して治療に専念できるよう、初診時から切れ目のない支援を行います。

入院準備センターのご案内

入院準備センターのご案内イメージ

東病院に入院する患者さん・ご家族が安心して入院後の治療に専念でき、療養生活のイメージがもてるよう、医師や看護師、医療ソーシャルワーカー、理学療法士、薬剤師、栄養士など多部門が連携して支援します。