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「がん情報ギフト」寄贈図書館800館達成記念セレモニーを開催

国立がん研究センターがん対策研究所は、2026年10月7日(水曜日)、兵庫県たつの市のたつの市立龍野図書館において、「がん情報ギフト」寄贈図書館800館達成記念セレモニーを開催しました。たつの市立龍野図書館への寄贈をもって、2017年から取り組んできた「がん情報ギフト」プロジェクトの寄贈図書館数が800館に達しました。

「がん情報ギフト」は、「がん情報サービス」の掲載情報をもとに作成した冊子セットです。国立がん研究センターでは「がん情報なら図書館へ」を目指し、皆さまからのご寄付により「がん情報ギフト」を全国の公共図書館へ寄贈するプロジェクトを2017年7月から推進しています。

セレモニーではまず、国立がん研究センターがん対策研究所長、「がん情報ギフト」プロジェクトリーダーの松岡 豊より、本プロジェクトへの継続的なご支援への感謝を伝え、寄贈800館達成の報告を行いました。また、図書館や医療機関、行政など地域の関係機関が連携し、地域に根ざしたがん情報提供を進めていくことの重要性について述べました。

続いて、たつの市副市長 内田 裕康 氏より、同市市長 山本 実 氏のメッセージが代読され、「がん情報ギフト」が地域における健康・医療情報提供に果たす役割と、「がん情報ギフト」を活用して市民にがんについての正しい知識や情報を届けることで、誰もが安心して暮らせるまちづくりを進めたいとお話しいただきました。たつの市立龍野図書館館長 和田 利惠 氏からは、図書館と地域の関係機関との連携の重要性や「がん情報ギフト」との出会いについて「県のがん対策担当からの熱心な働きかけに加え、市民と図書館職員が共に学び合う絶好の機会と捉え「がん情報ギフト」の受け入れを希望しました」とのエピソードを交え、ご紹介いただきました。また、がん検診の受診率向上に向けての施策などについてもご説明いただきました。

その後、がん情報ギフト達成記念状の贈呈を行いました。図書館利用者の皆さまも足をとめられ、心温まるセレモニーとなりました。

セレモニーでの記念写真

セレモニーでの記念写真(左から、内田氏、和田氏、松岡)

セレモニー終了後には、2026年度「結ぶ」事業として採択された、たつの市立龍野図書館主催イベント『がんのこと「ちゃんと」「もっと」知ろう!』が開催されました。兵庫県立はりま姫路総合医療センター 小児科科長 忍頂寺 毅史 氏および同 がん看護専門看護師 松本 仁美 氏を講師に迎え、がんについての正しい知識やがん検診の重要性、早期発見・早期治療について学ぶ講演が行われ、多くの参加者が熱心に耳を傾けていました。参加者の皆さまからは「がんについて正しい情報を知り、医療者と患者、家族が協働して意思決定することが重要だと認識した」や「がん相談支援センターをどう利用したらいいのかを知ることができて少し安心した」といったコメントがありました。

「結ぶ」イベントの様子

「結ぶ」イベントの様子:講師 兵庫県立はりま姫路総合医療センター 小児科科長 忍頂寺氏

全国各地の図書館が、がんに関する信頼できる情報への入り口としての役割を担い、市民が身近な場所でがん情報に触れられる環境づくりが着実に広がっています。

国立がん研究センターでは、今後も図書館や医療機関、行政など地域の関係機関と連携しながら、全国どこからでも必要なときに信頼できるがん情報へアクセスできる環境づくりをさらに進めていきます。

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