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症状
神経内分泌腫瘍
目次
3. 症状
神経内分泌腫瘍は時として様々なホルモンを作り出すことがあり、これによる症状の有無により、「機能性NET」と「非機能性NET」に分類されます。
ホルモン症状のない非機能性NETの場合は特徴的な症状は少なく、腹痛や腹部膨満感といった症状が多くみられます。一方、機能性NETの場合、産生されるホルモンによって下記のような症状がみられます。
表機能性NETによる臨床症状
| 腫瘍のタイプ | ホルモン | 臨床症状 |
|---|---|---|
| カルチノイド | セロトニン プロスタグランジン ヒスタミン ブラジキニンなど |
皮膚の紅潮、下痢、むくみ、喘息、心不全など |
| インスリノーマ | インスリン | 低血糖症状(冷や汗、動悸、意識障害など)など |
| ガストリノーマ | ガストリン | 胃・十二指腸潰瘍、慢性下痢、腹痛、胸焼け、体重減少など |
| グルカゴノーマ | グルカゴン | 皮膚の発赤を伴った発疹(壊死性遊走性紅斑と呼ばれます)、体重減少、高血糖など |
| ソマトスタチノーマ | ソマトスタチン | 腹痛、体重減少、高血糖、胆石症、脂肪便、下痢など |
| VIP(血管作動性腸管ペプチド)オーマ | VIP | 下痢、低カリウム血症(脱力や不整脈など)、胃酸分泌の低下など |