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検査・診断

神経内分泌腫瘍

目次

  1. 神経内分泌腫瘍について
  2. 病気の原因
  3. 症状
  4. 検査・診断
  5. 病期(ステージ)
  6. NETに対する治療
  7. NECに対する治療
  8. 治験・臨床試験

4. 検査・診断

神経内分泌腫瘍の大きさや広がり(転移の有無)を調べたり、治療の効果を確認したりするために、血液検査や造影CT検査、造影MRI検査などを行います。NETは一般に血流が豊富な腫瘍であるため、造影剤を投与すると病変が周囲の組織と比べて明るく映し出されることが多いのが特徴です。一方、NECはさまざまな画像所見を示し、腫瘍内部に壊死(組織が死滅した部分)が生じるために造影されにくいことも多く、ほかのがんとの区別が難しい場合があります。

これらの検査に加えて、ソマトスタチン受容体を標的とした核医学検査(SPECT検査・PET/CT検査)も行われます。腫瘍細胞の表面に発現するソマトスタチン受容体に結合する放射性薬剤(トレーサー)を投与したのちに撮影することで、腫瘍にソマトスタチン受容体が発現しているかどうかを確認することができます。これらの核医学検査は病変の広がりを評価するだけでなく、ソマトスタチンアナログや放射性リガンド療法といった治療の適応を判断するうえでも重要な役割を担っています。

造影CT検査

図 NETの画像の特徴(造影CT検査)

膵臓に強く造影される、直径5cmほどの腫瘍が認められます。

造影1

図 NECの画像の特徴(造影CT検査)

膵臓に造影の弱い腫瘍を認め、肝臓などにも転移が確認できます。

造影2

  • 超音波内視鏡下穿刺吸引法(ちょうおんぱないしきょうかせんしきゅういんほう)や経皮的肝生検といった、内視鏡や超音波を用いた検査によって病変から腫瘍組織を採取し、神経内分泌腫瘍の診断や分類を行います。

SPECT検査(ソマトスタチン受容体シンチグラフィー)

造影CT検査で肝臓に転移を認め(A)、ソマトスタチン受容体シンチグラフィーでは腫瘍に集積が認められています(B)。腫瘍にソマトスタチン受容体が発現していることが明らかになったことから、177Lu-DOTATATE(ルタテラ®)による治療が開始されました。

造影3



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更新日:2026年7月14日