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ボランティア活動

国立がん研究センター中央病院では、患者さんやご家族に対してきめ細やかなサポートができるように医療者とボランティアが協力して療養支援にあたっています。
ボランティアは様々なバックグラウンドを持つ方が集まり、それぞれの強みをボランティア業務に活かしていただいています。
新型コロナウイルスの影響で活動に制限が出ていますが、ボランティアの皆さんが知恵を出し合い活動を続けてくださっています。

ボランティア参加ご希望の方は、こちらよりお申込みください。

外来案内ボランティア

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    丁寧な説明を心がけています

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    学生さんも参加してくれています 

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    笑顔が素敵です

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    主にチェックイン業務を担当します

現在の活動

国立がん研究センター中央病院には1日当たり、1,500人ほどの外来患者さんがいらっしゃいます。外来フロアで患者さんのサポートをしているのが外来案内ボランティアです。受診時に使用する呼び出し機のサポートや、外来へのチェックインなど、患者さんがスムーズに受診できるようお手伝いしています。高齢な方にはゆっくり大きな声で話すなど患者さんに合わせて、分かりやすい言葉で正確に伝えていただいています。学生さんもボランティアに参加してくれています。

やりがい

中央病院の他のボランティアとは異なり、患者さんと直接接するボランティアであるので緊張感はあります。しかし、対応した患者さんが、安心して笑顔で受診してくださったり、「ありがとう!」と声をかけてもらったのはとても嬉しい経験でした。患者さんに近い立場から患者さんと中央病院の間のクッションとして、役に立っていきたいと思っています。

また、来院された患者さんは心細いと思うので、少しでも温かい気持ちになるように心がけています。海外の方がいらっしゃったときは英語で積極的に声をかけています。患者さんが「これで卒業だよ」と言われると、とても嬉しく、ほっと安心します。

移動図書ボランティア「BASKET」(水曜日・木曜日 午後)

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    水曜日のメンバー

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    病棟から返ってきた本を除菌ペーパーできれいにします

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    バスケットに本を入れて看護師に病棟へ運んでもらいます

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    病棟の配本の様子

現在の活動

週2回、17名のボランティアが、患者さんからの寄贈図書の管理をしてくれています。
新型コロナ感染症が流行する前までは病棟にボランティアスタッフが訪問し、患者さんと直接お話しして本の貸し出しなどを行っていました。
病棟に訪問できなくなってしまった現在では、病棟にあわせて患者さんの趣味趣向を考慮し配本、バスケットに入れて看護師が病棟へ届けています(月2回交換)。
返却された本は、一冊ずつ状態を確認し、除菌ペーパーなどでふき取りを行って、清潔に保管しています。
図書ボランティア活動「BASKET」には、「移動図書ボランティアから、図書だけでなく、サポート、優しさ、そしてエンパワーメントをお届けします(We will deliver Books And Support, Kindness, and Empowerment through volunteer Teamwork.)」という思いを込めています。

やりがい

部活動のようにみんな和気あいあいと活動を続けています。
30年以上移動図書ボランティアを続けているスタッフもいて、この活動自体の歴史が長いことが自慢です。
ボランティアを通して、がん患者さんやボランティアのメンバーとあたたかな繋がりをもてることが一番の喜びです。
病棟に訪問していた時は、患者さんとの何気ない会話にも、新しい発見や学びがありました。
病棟へ訪問できる日が来ることを日々願っています。

 

ガーデンボランティア

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    水やりの様子です

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    春に向けて球根を植えます

現在の活動

中央病院正面の花壇や、12階の庭など、花の手入れや水やりなどを行ってくださっています。

やりがい

患者さんはこれから始まる診療や治療に不安を抱いて中央病院の正面玄関を通られるでしょう。そんな方に少しでも明るい気持ちになってもらうため、きれいな花を見て心和んでいただきたいと思いながら活動をしています。また12階の中庭も綺麗に整備されたため、手入れに気合が入る日々です。中央病院で働いている看護師さんから、「最近正面玄関前がお花で明るくなった」と気づいてもらえた時は大変嬉しかったです。

 

小児病棟ボランティア

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現在の活動

週2回程度、小児病棟で使用する装飾の作成や、小児外来のおもちゃや絵本の修繕を行ってくださっています。
(新型コロナウイルスが流行する前は、平日の面会時間が終了した19時から20時に、入院中の子どもたちに遊びを提供していました。)
現在5名が中心に活躍し、元保育士などのバックグラウンドを生かして、子どもたちの笑顔のために頑張っています。

やりがい

新型コロナウィルス感染症の流行により入院中の子どもたちに会うことはできませんが、子どもたちの笑顔を想像しながら活動しています。
活動を通して自分のスキルも上がり、やりがいを感じています。またボランティア同士のつながりをもてることも嬉しいです。

情報プラザ「つきじ」管理(平日)

情報プラザ「つきじ」

当院アトリウムにて、患者さんにがんに関する書籍や冊子を自由に読めるように書籍の整理や片付け等の管理を行っています。
ボランティア活動を安心して行って頂けるよう社会福祉法人東京都社会福祉協議会が取り扱うボランティア保険に加入していただいております。
またボランティアがチーム医療の一員として活動を行えるように院内の専門家によるボランティア研修会・懇親会を年に数回、開催しております。

ボランティア募集中

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ボランティア活動をご希望の方はWEB申込みフォームにて人事部人事課人事係(ボランティア担当)までご連絡ください。

WEB申し込みフォーム

なお、申し込みフォームからお寄せいただいた個人情報は、当センターのプライバシーポリシーに則り、取り扱います。