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新薬の治験と臨床試験について(患者さん向け)
国立がん研究センター中央病院では、よりよい治療薬や治療方法を開発するめに、治験や臨床研究に取り組んでいます。このHPでは、治験や臨床研究について、国立がん研究センター中央病院で実施している治験・臨床研究について説明しています。
中央病院で実施している治験
中央病院と東病院で実施している臨床研究
治験・臨床研究に関する相談窓口について
治験や臨床研究について、ご相談がありましたら、当院がん相談支援センターにご相談ください。 電話などでは、現在の患者さんの病状、健康状態を正確に判断できませんので、確実に参加できる治験や臨床研究の紹介や参加できるかどうかなどの内容には回答できませんので、どうぞご了承ください。
- がん相談支援センター
- 窓口受付時間 8時30分から17時15分(土曜日、日曜日、祝日を除く)
- 場所 8階・患者サポートセンター
- 電話受付時間 03-3547-5293(平日9時から16時)
がんに関連する国内未承認薬
国内で行われている臨床試験の情報について(がん情報サービスのページへ)
- 国内で行われているがんの臨床試験の情報(がん情報サービスへリンクします。)
医師主導治験について
今までわが国の医薬品開発は、製薬企業のみが行ってきましたが、2003年7月から医師、または歯科医師も医薬品開発にかかわることが認められ、治験を企画して行うことができるようになりました。医師が自ら治験を行うことを医師主導治験といい、製薬企業が開発しにくい分野などの医薬品開発を推進することが期待されています。
わが国では、各医薬品に使うことを許されている病気(適応といいます)が厳密に決められており、悪性腫瘍の場合も、1つの抗がん剤に対する適応がん種が細かく決められています。したがって、あるがん種に対して効くことが期待される抗がん剤でも、適応外のがん種には使うことができません。そこで、国立がん研究センター中央病院では、抗がん剤の適応範囲を広げるために、医師主導治験を積極的に行っています。本ホームページでは、医師主導治験の実施責任者の了解のもと、当院で実施中の治験について情報公開いたします。
臨床研究支援室・データ管理室で支援している臨床研究の一覧:
治験審査委員会について
国立がん研究センターで治験を実施する際には、治験審査委員会において「治験実施計画書」が治験に参加される患者さんの人権と福祉を守って「くすりの候補」のもつ効果を科学的に調べられる計画になっているか、治験を行う医師は適切か、参加される患者さんに治験の内容を正しく説明するようになっているかなどを審査しています。治験審査委員会には、専門家以外に医療を専門としない者と病院と利害関係がない者が参加しています。
注:当センターの治験審査委員会は名称を「受託研究審査委員会」としております。