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生活の工夫カード
「生活の工夫カード」は、当院の外来に通院中の患者さんを対象に行った「生活上の不便さ調査」のアンケート結果を参考に作成しました。この調査で、がんという病気そのものから生じる不快な症状と、がんの治療(手術・抗がん剤治療・放射線治療など)の影響などから、患者さん方が生活上のさまざまな場面で困ったり、不便さを感じたりしていることがわかりました。それと同時に、患者さんなりにたくさんの工夫もされていること、「これは名案!」と思える対策を取っていることもわかりました。
がんやがんの治療のために生じている不都合なことと、それに対して工夫できることを、多くの人と共有できれば、がん患者さんの「暮らし」をもっと快適にできるのではないかという思いで、「生活の工夫カード」が生まれました。
当センター創立50周年記念イベント「がんの今と、これから」の「がん患者さんの暮らしが広がるアイデア展」で展示したところたくさんの反響をいただき、 現在も1階ロビーの皆さんの目に付きやすい場所に置いてあります。カードの減り具合などから、患者さんが何に困っていらっしゃるのかがうかがえます。
患者さんの声をたくさん生かし、看護師の立場からの知識や技術を補強して、患者さんと看護師が一緒につくったたくさんのカードが、多くの方に役立ててもらえることを願っています。
生活の工夫カードを増補・改訂しました!43種類になりました!
今まで活用していただいてきた36種類の生活の工夫カードの内容を見直し、新規7種類を追加しました。
当院の専門看護師・認定看護師が、病棟や外来でたくさんの患者さんの声を聞く中で、生活の工夫に必要と思ったものを追加しました。患者さんが治療・療養中に感じる不便さとその工夫に役立てられる内容が加わっています。多様ながん看護外来が開設されて、患者さん方に活用していただいていることで、より多くの患者さんの声をうかがったことが、今回の増補・改訂につながりました。ぜひ、ご活用ください。
生活の工夫カード一覧
生活の工夫カード 2023改訂版
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