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治験薬名:デュルバルマブ・オラパリブ・カルボプラチンT4805 対象疾患 子宮がん
対象となるがん
子宮内膜がん
使用される新薬(治験薬)
- デュルバルマブ (注射剤:抗PD-L1抗体薬)
- オラパリブ (経口剤:PARP阻害薬)
- カルボプラチン (注射剤:DNA合成阻害薬)
実施方法(治験のデザイン)
第III相試験
【化学療法期6サイクル】
- A群: パクリタキセル +カルボプラチン+プラセボ(デュルバルマブ)
- B群: パクリタキセル +カルボプラチン+デュルバルマブ
- C群: パクリタキセル +カルボプラチン+デュルバルマブ
【維持療法期】
- A群:プラセボ(デュルバルマブ)+プラセボ(オラパリブ)
- B群:デュルバルマブ +プラセボ(オラパリブ)
- C群:デュルバルマブ +オラパリブ
注:この治験に参加した患者さんは、ご自分で選択は出来ませんが、A群、B群、C群のいずれかの治療を受けることになります。
注:プラセボとは 形や大きさ等、治験に使う薬と同じように作られていますが、効果のある成分は入っていません。医師にも治験関係者にも、薬とプラセボの区別は全くわかりません。治験薬の効果や副作用などをより客観的に評価することを目的として使用されます 。
治験に参加いただける患者さんの身体状況(患者選択基準)
以下に該当する方が対象となります。
- 文書による同意が得られる
- 18歳以上である
- 組織学的に初発(ステージIII/IV)または再発上皮性子宮内膜癌と診断されている
- 全身治療歴がない
- (手術後、補助化学療法を受けた方は最終投与から12か月以上経過していること)
- 5.各臓器機能が規定内に保たれている
注:上記の患者選択基準は概要であり、上記に該当していてもこの治験に参加できないことがありますので、ご了承ください。