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国立がん研究センター 中央病院

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胆のうがんの治療

胆のうがん

胆のうがんのおもな治療法には、「手術療法」と「全身化学療法」があります。
遠隔転移がなくて、解剖学的に取りきることが可能であれば手術療法の適応となります。
胆のうは肝臓についています。肝動脈、門脈、胆管や十二指腸、大腸が近くにあり、がんの広がりによってそれら臓器を一緒に摘出する必要があります。
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おもな術式は、

  1. 周りの肝臓を少しけずる拡大胆のう摘出術
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  2. 胆管も一緒に摘出し胆管と腸をつなぐ胆管合併切除術
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  3. 肝臓の右半分を同時に摘出する右肝切除術
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  4. 十二指腸や膵頭部を一緒に摘出する膵頭十二指腸切除術
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があります。専門医による的確な術前診断に基づいて、最適な術式を選びます。
当院の胆のうがんに対する右肝切除術の成績や、手術の際の膵臓近くのリンパ節摘出術は世界でその成果が認められております。
胆石や胆のう炎の診断で胆のう摘出を行った際に、胆のうの病理検査でがんが見つかることがあります。がんの進行度によっては、追加切除をした方がいい場合があります。
相談だけでも結構ですのでぜひお越しください。

表:胆のうがん 術式別の切除数
国立がん研究センター中央病院 肝胆膵外科 2000年から2019年

術式 切除数
拡大胆のう摘出術 90(39%)
拡大胆のう摘出術+胆管合併切除術 42(18%)
右肝切除術(後区域+前区域) 47(20%)
拡大胆のう摘出術+膵頭十二指腸切除術 22(10%)
その他 30(13%)
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