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国立がん研究センター 中央病院

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新人教育プログラム

1年目のたくさんの研修で、最初に受けるのは「がん看護概論」です。この研修ではがん患者さんとそのご家族の気持ちを知り、どのようながん看護がしたいかを考えていきます。患者さんががんを告知され、苦しみながらもそれを受け入れ、さらに自分らしい生き方をみつけていくプロセスを学ぶと、受講者は皆胸が熱くなるといいます。また、この研修で書く「目指す自分」は看護師としての初心そのもので、その後もずっと大事にしてもらいたいことです。

 

入職してしばらくは研修が続きます。4月から7月にかけての「基礎看護技術研修」では集合教育で看護技術の留意点と手順、起こりやすいインシデントについて学び、病棟では先輩から技術指導を受けます。その後、技術のトレーニングを積んで技術の確認を受けます。

5月の「1ヵ月の振り返り研修」ではグループで自分の状況を話し合います。毎日が緊張の連続で過ごしてきているため、「できないことばかりで辛い」「独り立ちできるのか」「勉強することが山のようにあって、何から手をつければよいかわからない」などの不安が出ますが、実はほかのみんなも同じ気持ちを抱いているのに気付き、「自分だけじゃない」「仲間と同じように自分もがんばりたい」と変化していきます。

このように新人看護師たちは先輩のサポートだけでなく、新人看護師同士でも支え合い、モチベーションを上げています。研修はさまざまなことを学ぶだけでなく、仲間からエネルギーをもらい、元気になる場にもなっています。