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ごあいさつ

国立がん研究センター中央病院 肝胆膵外科のホームページにようこそ!

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当科の歴史はまもなく50年になります。先達が開発してきた様々な知識や技術は、日本そして世界でよく知られ、肝胆膵外科学をけん引してまいりました。時代とともに取り組むべき課題は変わり、昨年度は腹腔鏡部門を強化しました。当科における手術のうち約20%が腹腔鏡によって行われ、当科の目指す「根治性」と「安全性」を損なうことなく、実施できました。

また執刀医一人当たりの手術件数が多くなったため、より安全な医療を提供できるよう2021年4月より即戦力として水井崇浩医師が加わり、伴大輔医師、奈良聡医師、高本健史医師とあわせて、強力な布陣になったと自負しております。これまでの豊富な経験をいかし、それぞれの領域のプロフェッショナルをまとめ、患者さんひとりひとりにあわせた治療を受けていただけるように努力してまいります。

当科の基本方針は下記の通りです。

  • 肝胆膵外科のみならず他科、多職種のスタッフがチーム一丸となって、限られたチャンスに対し、全力で治療にあたります。

  • できる限り低侵襲で、患者さんのQOLを維持できる治療を選択します。

  • 外科治療の科学的検証を行います。臨床研究を通じて新しい治療法の開発に取り組み、国内外に発信していきます。

  • 確かな知識と高い技術を持ち、皆に信頼されるリーダーにふさわしい外科医の育成に取り組みます。


    「病気が治る」「少しでも長生きする」ことはもちろん、「もとどおりの生活に戻る」「仕事を続ける」ことを目標に、患者さんと共に闘ってまいります。
    あきらめずに是非、相談にお越しください。

2021年12月
国立がん研究センター中央病院
肝胆膵外科 科長 江崎 稔