医療機器開発推進部

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低侵襲化の傾向にある外科手術、内視鏡治療、IVR治療などに資する医療機器開発を進めます。医療機器開発の強化を目的に、先端医療、先端技術を活用した未来型低侵襲治療開発MIRAIプロジェクトが2019年度スタートしております(https://www.ncc.go.jp/html/ncch/mirai/index.html)。MIRAI プロジェクトでは、3つの大きな目標が設定されています。

  • AIとRobotic技術を導入した世界に誇る低侵襲治療法開発&医療機器開発の拠点を目指す。
  • 医療機器・非医療機器を問わず、がん患者に有用な製品をNCCの総力をあげて開発する。
  • ATLASプロジェクトのプラットフォームを活用して国際展開目指す。

内視鏡センターでは、研究所内の医療機器メーカーラボで診断・治療・トレーニングの3つの大きなテーマに沿って多くのプロジェクトを進めています。NECと深層学習を活用したリアルタイム内視鏡診断支援プログラム医療機器を開発、共同特許を取得し、国内、欧州で市販化まで成功しています。

MIRAIプロジェクトでは、がん治療に資する医療機器開発を推進するために、臨床研究支援部門がハブとなってセンター全体で連携をとることができる体制をつくります。

ATLASプロジェクトのひとつとして、アジア多施設におけるAIを活用した大腸内視鏡診断支援システムの有効性を評価するランダム化比較試験を計画しています。本試験を皮切りに、当院が中心となり、今後さらに海外との共同研究を進めていきたいと考えております。