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国立がん研究センター 中央病院

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研修プログラムについて

最高峰の施設で最先端の緩和ケアを学びませんか?

緩和チーム集合写真

人材育成のポイント 緩和ケアチーム診療実績 研修の特色 研修のメリット 研修実績 
当科レジデントの論文・学会業績 レジデントプログラム紹介 問い合わせ先 PDF資料

人材育成のポイント

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緩和ケアは、あらゆる分野において基本的医療として求められ、がん診療においては、診断時から、がん治療期、緩和・療養期とあらゆる時期に必要とされます。また、がん以外の疾患  においても必要とされる医療で、広く普及してきました。しかしながら、緩和ケアの専門家はまだ少なく、基礎・臨床研究も発展途上です。

国立がん研究センター中央病院緩和医療科では、がん診療を中心としたハイスキルの緩和ケアの専門家を育成することを目指し、日々の臨床、研究、教育にスタッフ一同取り組んでいます。当院では早期からの緩和ケアを実践する豊富なチーム介入実績とチーム医療を担う各領域の専門家とのコラボレーション研修を経験でき、当院独自の緩和ケア臨床経験と指導医の丁寧な指導を受けることができます。また、当院にはない緩和ケア病棟や在宅医療、非がん緩和ケアを院外研修として研修できる体制としております。緩和ケア専門医、認定医を目指す方はもちろん、これから緩和ケアを専門にしていきたい方、緩和ケアのスキルアップを求める方も歓迎いたします。

 

緩和ケアチーム診療実績

2019年度介入依頼内容

合計1,501 件(内訳:成人 1,424 件、小児 77 件)

疼痛 876件
疼痛以外の身体症状 340件
精神症状 987件
家族ケア 459件
倫理的問題 340件
地域連携・退院支援 375件
その他 47件

介入時期

診断から初期治療前 154件
がん治療中 1137件
がん治療終了後 210件

研修の特色

非常に多い症例数

非常に多くの症例数を通じて、短期間でも多くの経験を積むことができます。

ここにしかない多職種チーム

子ども支援、鍼灸治療、アピアランスケアなど他施設ではあまり行われないケアも行っています。

緩和ケア病棟の研修も可能

当院に緩和ケア病棟はありませんが、近隣の施設(国立がん研究センター東病院、がん研有明病院、聖路加国際病院、東京逓信病院など)での緩和ケア病棟研修が可能です。

多数の臨床研究

国際共同研究、国内多施設研究を多数行っています。学会発表や論文執筆はもちろんのこと、緩和支持療法の研究の企画、運営、実施に携わることも可能です。

研修のメリット

当科の研修で下記の資格の要件を達成可能です。

 緩和医療学会専門医

  • 認定研修施設で2年以上の緩和医療の臨床研修
  • 20 例の症例報告
  • 緩和医療に関する教育歴(2件以上)
  • 緩和医療に関する筆頭の論文と学会発表

緩和医療学会認定医

  • 専門的緩和ケアの現場で6か月以上の臨床経験
  • 50 例以上の症例を担当
  • 5例の症例報告

研修実績

2010年から2019年

がん専門修練医8名
レジデント2名
短期研修医3名
任意研修(他院所属のまま研修)12 名

研修後の進路

国立がん研究センター中央病院 緩和医療科
国立がん研究センター東病院 緩和医療科
都立駒込病院 緩和医療科
横浜南共済病院 緩和支持療法科
青森県立中央病院 緩和ケア科
永寿総合病院 緩和ケア科
聖路加国際病院
わたクリニック

当科レジデントの論文・学会業績

2020 年

  • Usui Y, Ishiki H, Shimomura A, Satomi E. Suggestions Regarding the GEICAM/2003 -11_ CIBOMA/2004-01 Trial: Future Treatment Options for Early  Triple-Negative  Breast  Cancer.  J Clin Oncol. 2020 Apr 30;JCO.19.03406.
  • Tanaka T, Ishiki H, Kubo E, Yokota S, Shimizu M, Kiuchi D, et al. Is Gefitinib Combined With Platinum-Doublet Chemotherapy a Counterpart to Osimertinib Monotherapy in Advanced EGFR-Mutated Non-Small- Cell Lung Cancer in the First-Line Setting? J Clin Oncol. 2020. 38(3):285-6
  • Tateishi A, Ishiki H, Kubo E, Satomi E. EMERGING-CTONG 1103: For Achieving High-Quality Evidence in a Randomized Phase II Trial. J Clin Oncol. 2020; 38(3):285-6

2019 年

  • Kubo E, Ishiki H, Yokota S, Kiuchi D, Shimizu M and Satomi E. Quality of medical care in end-  of-life lung cancer patients previously received immunotherapy. JSMO 2019 congress, July 18-20, 2019, Kyoto.
  • 横田 小百合, 石木 寛人 , 木内 大佑 , 清水 正樹 , 久保 絵美 , 里見 絵理子.がん免疫治療を行った悪性黒色腫患者の死亡期直前の医療の質と医療連携 . 第 24 回日本緩和医療学会学術集会 2019 横浜
  • 担がん患者における高カルシウム血症と予後予測因子の検討
  • 加耒 佐和子, 石木 寛人 , 伊藤 公輝 , 樋口 雅樹 , 清水 正樹 , 木内 大佑 , 里見 絵理子第 24 回日本緩和医療学会学術集会 2019 横浜
  • Nomura K, Yoshida T, Kiuchi D, Ishiki H, Takada H, Kojima R, Miyata K, Shimizu M and Satomi
  • E. Home Care for End-of-Life AYA Cancer Patients. 16th World Congress of the European Association for Palliative Care. 2019 Berlin
  • 清水 正樹 , 樋口 雅樹 , 石木 寛人 , 木内 大佑 , 里見 絵理子. 化学療法による薬剤性肝障害を契機にメサドンによる傾眠を来した1 例 . 癌と化学療法 ;2019,46(7)1211-1213.
  • 野村 耕太郎 , 木内 大佑 , 石木 寛人 , 高田 博美 , 西島 薫 , 小嶋 リベカ, 里見 絵理子. 傍直腸再発腫瘍によるそう痒感を伴う直腸刺激症状に対して抑肝散が有効であった小児の1 例 . Palliative Care Research 2019. 14(1)9-13.
  • Masuda K, Ishiki H, Oyamada S, Shimizu M, Kiuchi D, Satomi E. Questions Regarding the Randomized Phase II Trial of Defactinib as Maintenance Therapy in Malignant Pleural Mesothelioma. J Clin Oncol. 2019; 37(25):2293-4

2018 年

  • 野村 耕太郎 , 吉田 哲彦 , 木内 大佑 , 石木 寛人 , 高田 博美 , 小嶋 リベカ, 宮田 佳代子, 清水 麻理子, 里見 絵理子.国立がん研究センター中央病院における AYA 世代がん患者の在宅医療連携についての後方視的検討. 第 23 回日本緩和医療学会学術集会 2018 神戸
  • 吉田 哲彦 , 木内 大佑 , 竹村 兼成 , 安藤 弥生 , 野村 耕太郎 , 石木 寛人 , 高田 博美 , 里見 絵理子.急性リンパ性白血病に対する骨髄移植後に、ヒトヘルペスウィルス 6  の再活性化による脊髄炎となり、激しい掻痒感様の異常感覚を認めた1 例 第 23 回日本緩和医療学会学術集会 2018 神戸
  • 清水正樹 石木寛人 吉田哲彦 木内大佑 里見絵理子   オピオイド誘発性便秘症(OIC)に対するナルデメジンの有効性・安全性に関する後方視的カルテ調査 第 3 回日本がんサポーティブケア学会学術集会 2018 福岡
  • 樋口 雅樹、清水 正樹、木内 大佑、石木 寛人、阿部 健太郎、安田 俊太郎、先山 奈緒美、高田 博美、里見 絵理子. 緩和ケアチーム介入例における抗 PD-1 投与歴がある副腎不全の頻度と臨床像.第 1 回日本緩和医療学会関東甲信越支部学術大会 2018 東京

2017年

  • 中村公子、野村耕太郎、木内大祐、西島薫、里見絵理子.がん性疼痛に対するオキシコドン塩酸塩の増量割合と鎮痛効果・副作用の関係について.第 22 回日本緩和医療学会学術集会 2017 横浜 傍直腸再発腫瘍による直腸刺激症状に対して抑肝散が有効であった小児の一例.
  • 野村耕太郎、西島薫、木内大佑、中村公子、里見絵理子.第 22 回日本緩和医療学会学術集会 2017 横浜
  • 張萌琳、木内大佑、西島薫、宮路天平、阿出川裕子、松下弘道、山口拓洋、里見絵理子.担がん患者における腹水濾過濃縮再静注法の有用性および影響の検討 第 22 回日本緩和医療学会学術集会 2017 横浜

2016 年

  • 津下奈都子、木内大佑、西島薫、里見絵理子.高齢がん疼痛患者おける経口オキシコドン徐放製剤の効果と副作用に関する検討.第 21 回日本緩和医療学会学術集会 2016 京都
  • 秋山紀子、西嶋薫、木内大祐、里見絵理子.腹部巨大腫瘍の膀胱圧迫による過活動膀胱症状に対して猪苓湯が有効であった一例.第 21 回日本緩和医療学会学術集会 2016 京都
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    日本緩和医療学会関東地方会

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    欧州緩和医療学会

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    英 St Christopher's Multi-Professional Academy 研修


レジデントプログラム紹介

レジデント2年コース

対象者

専門医制度対象者は基本領域専門医取得済み、もしくは取得見込み(旧専門医制度対象者はその基本領域の専門医もしくは認定医等を取得済み、もしくは取得見込み)で、当院での研修によりサブスペシャルティ専門医を目指す者
注:基本領域専門医:総合内科専門医/サブスペシャルティ専門医:緩和医療専門医、緩和医療認定医

研修目的

がん緩和ケア全般の研修を行い、緩和医療専門医または緩和医療認定医を取得するとともに、臨床研究に取り組む。

研修内容
  • 1年目:緩和医療科に6か月以上在籍し診療、臨床研究等を開始する。残りの期間は緩和医療科での継続研修、CCM勤務、希望者は他科研修を行う。可能な限り、1年目在籍中に研究成果の国際学会での発表、論文執筆を行う。
  • 2年目:緩和医療科・関連診療科(精神腫瘍科、放射線診断、放射線治療科等)に在籍し、緩和ケア病棟、在宅医療、非がんの緩和ケア研修については他院で交流研修を行うことも可能。
研修期間

2年間 注:そのうち一定期間の交流研修を認める 注:病院の規定に基づきCCM研修を行う

がん専門修練医コース

対象者
  • 新専門医制度対象者は基本領域専門医取得済み(旧専門医制度対象者はその基本領域の専門医もしくは認定医等を取得済み、もしくは取得見込み)、かつ、サブスペシャルティ領域専門医取得済み、もしくは取得見込みで、当院での研修により当該領域に特化した修練を目指す者 注:基本領域専門医:総合内科専門医/サブスペシャルティ専門医:緩和医療専門医、緩和医療認定医
  • 当センターレジデント修了者あるいは同等の経験と学識を有する者
研修目的

がん緩和ケア全般の研修を行い、緩和医療専門医または緩和医療認定医を取得するとともに、臨床研究に取り組む。

研修内容
  • 1年目:緩和医療科に6か月以上在籍し診療、臨床研究等を開始する。残りの期間は緩和医療科での継続研修、CCM勤務、希望者は他科研修を行う。可能な限り、1年目在籍中に研究成果の国際学会での発表、論文執筆を行う。
  • 2年目:緩和医療科・関連診療科(精神腫瘍科、放射線診断、放射線治療科等)に在籍し、緩和ケア病棟、在宅医療、非がんの緩和ケア研修については他院で交流研修を行うことも可能。
研修期間

2年間 注:そのうち一定期間の交流研修を認める 注:病院の規定に基づきCCM研修を行う

レジデント3年コース

対象者

新専門医制度対象者は基本領域専門医取得済み、もしくは取得見込み(旧専門医制度対象者はその基本領域の専門医もしくは認定医等を取得済み、もしくは取得見込み)で、当院での研修によりサブスペシャルティ専門医を目指す者
注:基本領域専門医:総合内科専門医/サブスペシャルティ専門医:緩和医療専門医、緩和医療認定医

研修目的

がん緩和ケアおよび臨床腫瘍学の研修を行い、緩和医療専門医または緩和医療認定医を取得するとともに、臨床研究に取り組む。

研修内容
  • 1年目:緩和医療科に6か月以上在籍し診療、臨床研究等を開始する。残りの期間は緩和医療科での継続研修、CCM勤務、希望者は他科研修を行う。可能な限り、1年目在籍中に研究成果の国際学会での発表、論文執筆を行う。
  • 2年目:緩和医療科・関連診療科(精神腫瘍科、放射線診断、放射線治療科等)に在籍し、緩和ケア病棟、在宅医療、非がんの緩和ケア研修については他院で交流研修を行うことも可能。
  • 3年目:緩和医療科に在籍し、診療、臨床研究を行う。
研修期間

3年間 注:そのうち一定期間の交流研修を認める 注:病院の規定に基づきCCM研修を行う

連携大学院コース

対象者
  • 新専門医制度対象者は基本領域専門医取得済み、もしくは取得見込み(旧専門医制度対象者はその基本領域の専門医もしくは認定医等を取得済み、もしくは取得見込み)で、当院での研修によりサブスペシャルティ専門医を目指す者
    注:基本領域専門医:総合内科専門医/サブスペシャルティ専門医:緩和医療専門医、緩和医療認定医
  • 研究・TR等に基づき連携大学院制度を利用して学位取得を目指す者
研修目的

がん緩和ケア全般の研修を行い、専門医と学位取得を目指した研究に取り組む。

研修内容
  • 1年目:緩和医療科に6か月以上在籍し診療、臨床研究、TR等を開始する。残りの期間は緩和医療科での継続研修、CCM勤務、希望者は他科研修を行う。連携大学院に入学する。
  • 2年目:専門医取得のための研修(希望者は緩和ケア病棟や在宅など院外研修)と、連携大学院を継続する。
  • 3年目:専門医取得のための研修と、連携大学院を継続する。
  • 4年目:専門医取得のための研修を修了し、学位論文を完成する。
研修期間

4年(レジデント2年+がん専門修練医2年) 注:がん専門修練医への採用には再度試験を行う 注:そのうち一定期間の交流研修を認める 注:病院の規定に基づきCCM研修を行う


レジデント短期コース

対象者

希望される期間で、がん研究センターの研修機会を活かしたい方


期間・研修方法

6か月から1年6か月。緩和医療科研修(他科ローテーションも相談可)注:6か月を超える場合は病院の規定に基づきCCM 研修を行う

問い合わせ先

緩和医療科では積極的にセミナーやイベントを主催し、情報提供を行っています。
当科での研修に興味を持った方はぜひご参加ください。

教育について
セミナー・イベント

緩和医療科 科長 里見 絵理子 esatomi●ncc.go.jp

関連ファイル

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