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国立がん研究センター 中央病院

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研究について

現在、より有効で負担の少ない進行がん・難治がんの新規治療を開発するための多数の臨床研究・基礎研究の実施・協力を行っています。

進行中の研究(2022年8月現在)

泌尿器がん・後腹膜腫瘍手術の低侵襲化に関する臨床研究(技術関連)

従来開腹手術で対応していた、高難度手術症例に対して、積極的にロボット支援手術・体腔鏡手術を導入し、低侵襲手術術式の標準化を目指した研究を行っています。

  • 放射線治療後の骨盤内手術におけるダ・ヴィンチを用いた低侵襲手術の研究
  • 副腎・後腹膜腫瘍拡大切除における腹腔鏡を用いた低侵襲手術の研究

泌尿器がん・後腹膜肉腫における臨床検体を用いたバイオマーカー探索

周術期の臨床情報、病理検体やバイオバンク保存検体を用いた病院内横断的な様々なバイオマーカー探索研究に、携わっています。またこの中では、国立がん研究センター研究所とのコラボレーションも行っています。

  • 泌尿器がんにおける治療前血中マイクロRNAによる予後予測アルゴリズム構築研究(慈恵医科大学 泌尿器科・がんセンター研究所細胞情報学分野との共同研究)
  • 泌尿器後腹膜腫瘍における周術期免疫・栄養指標を用いたバイオマーカー研究
  • 全ゲノム解析患者還元体制構築研究(AMED全ゲノム患者還元班プロジェクト)
  • 正常腎組織培養系を用いた腎線維化評価(がんセンター研究所分子薬理研究分野 濱田哲暢先生との共同研究)

全国的な泌尿器がん多施設共同研究への参画

主にJCOG(日本臨床腫瘍グループ)・JUOG(日本泌尿器腫瘍グループ)を始めとした、全国の医療機関との共同臨床研究に積極的に参加し、研究結果を様々な医学雑誌へ報告しています。

  • JCOG1019 High grade T1膀胱癌のsecond TUR 後T0 患者に対するBCG膀胱内注入療法と無治療経過観察のランダム化第III相試験
  • JCOG1403 上部尿路癌術後の膀胱内再発予防における術直後単回ピラルビシ ン膀胱内注入療法のランダム化比較第III相試験
  • JCOG1905 進行性腎細胞癌に対するPD-1経路阻害薬の継続と休止に関するランダム化比較 第III相試験
  • JUOG 膀胱癌に対する根治的膀胱全摘除術の包括的調査:多機関共同観察研究
  • JUOG 切除不能尿路上皮癌の治療に関する多機関共同観察研究
  • JUOG 本邦における BCG unresponsive 症例の実態調査
  • JUOG 非転移性去勢抵抗性前立腺癌における予後予測因子と新規抗アンドロゲン剤治療効果の解明
  • JUOG 転移性腎細胞がん患者を対象としたI-O based combination therapy後のTKI治療の有効性と安全性に関する多施設共同後方視的観察研究
  • 前立腺がんに対するロボット支援根治的前立腺全摘術の多機関共同観察研究

遺伝性泌尿器悪性疾患に関する疫学研究・新規治療法の開発

  • VHL病(フォン・ヒッペル・リンドウ病)に関する疫学研究・新規治療法の開発(AA Chakraborty and E. Nakamura e al. Sci Transl Med. 2017 doi: 10.1126/scitranslmed.aal5272. SK Flores and E. Nakamura e al J Clin Endocrinol Metab. 2019 doi: 10.1210/jc.2019-00235.)
  • 褐色細胞腫に関する疫学研究・新規治療法の開発(M Yonamine and E. Nakamura e al. Cancers (Basel). 2021 Aug 9;13(16):4014. doi: 10.3390/cancers13164014.)

当科の業績(2017年から2021年)