コンテンツにジャンプ

トップページ > 診療科 > 頭頸部外科 > 研修プログラムについて

研修プログラムについて

注意:以下の情報は国立がん研究センター中央病院精神腫瘍科にて研修を希望されるなど、医師向けの情報です。

頭頸部手術の全ての基本手技を学ぶには、
国立がん研究センター中央病院頭頸部外科へ

診療科としての人材育成のポイント

当科は 2025年4月現在で医師12名を擁し、全国でも有数の頭頸部がんを扱う施設の一つです。また当科の構成メンバーは様々な医局から集まる混成形式を取っていますが、現在は女性医師、口腔外科医師も含まれ、公平な業務負担と無理のない夜間休日体制による働きやすい職場環境を心がけています。頭頸部がんの診療においては他科の医師や幅広いメディカルスタッフによるチーム医療が必須でありますが、当院では関連する多くの科や部署と密接な協力関係を築いています。教育に関しては特に手術手技に焦点をあて、 徹底的な技術の習得に加え、所見の取り方、画像診断、患者への説明、術前準備、術後管理など、頭頸部がん手術の周術期に必要な全てを学べるよう豊富な機会を提供しています。さらに全員が頭蓋底から上縦隔までの手術を術者として経験できるように配慮してきました。また、近年では頭頸部領域においては薬物療法進歩に伴い、集学的治療をトータルに学ぶことが重要で、希望者には頭頸部・食道内科、病理診断科、形成外科での研修も可能にしています。

集合写真2026

中央病院頭頸部外科での研修の特徴

  • どんな手術にも適応できる基本的な手術器具の使用に関する手技を学べる
  • 所見の取り方、画像診断、患者への説明、術前準備、術後管理など、周術期に必要な全てが学べる
  • 頭蓋底から縦隔に及ぶ拡大切除症例や経口的切除等の低侵襲手術等、幅広い術式を学べる
  • 機能温存にこだわった術式が学べる
  • 公平な業務負担と無理のない夜間休日体制による働きやすい職場環境がある

推奨するコース

シニアフェロー(2年)

 2年間で頭頸部外科のみ

フェロー(2-3年)

 関連する科を含めて回る

 全研修コースの載ったPDFはこちらです。

 

中央病院 頭頸部外科での手術実績について

現在週10-11枠(午前・午後を各1枠として計算)を使わせていただき、2024年の1年間の集計では全麻494件、そのうち遊離皮弁による再建手術は112 件となっています。この数は全国レベルでも有数の規模となりました。当院は立地条件が良くネームバリューも高いのは確かですが、当科での治療への評価が定着した結果と考えています。手術の内容で特徴的なのは、近年開頭や鼻副鼻腔の悪性腫瘍症例の手術が増加したことや早期咽喉頭癌に対する経口的切除が増加したことが挙げられます。特に鼻副鼻腔癌悪性腫瘍においては希少がんを積極的に扱うことが当院の使命の一つと考えており、肉腫など多彩な悪性疾患に対して院内を挙げて multi-disciplinary に治療を行ってきたことが、これらの患者増に繋がったと思われます。手術件数は以下の通りです。

外科的治療実績
  2025 2024 2023 2022 2021
開頭による頭蓋底手術  
 (うち内視鏡下頭蓋底手術)
14
(4)
8
(3)
10
(1)
8
(1)
12
(3)
外耳腫瘍手術
 (開頭手術を除く)
4 1 1 1 3
鼻副鼻腔腫瘍手術 9 16 12 36 12
口腔腫瘍手術 134 131 110 108 125
上咽頭腫瘍手術 0 3 0 1 1
中咽頭腫瘍手術
(うちロボット手術)
66
(48)
55
(34)
53
(11)
33

38

喉頭・下咽頭・頸部食道腫瘍手術
【内視鏡手術】
8
4

7

11

10
【経口的切除】                   (うちロボット手術) 80
(13)
88
(13)
63

82

71

【喉頭温存手術】 4 8 7 6 15
【喉頭全摘を含む手術】 36 33 38 43 52
甲状腺腫瘍手術 24 43 27 38 27
副甲状腺腫瘍手術 0 1 0 0 0
耳下腺腫瘍手術 34 19 20 25 23
頸部郭清術(単独) 38 66 43 64 36
その他の悪性腫瘍手術 6 5 7 5 4
副咽頭間隙腫瘍手術 2 3 3 3 0
その他の良性腫瘍手術
(良性腫瘍、生検、気切、瘻孔閉鎖など)
9 10 15 8 14
全身麻酔手術の合計
 (うち遊離皮弁による再建手術)
468
(112)
494
(112)
416
(104)
472
(102)
443
(118)
局所麻酔手術の合計 44 49 52 68 61
頭蓋底手術風景  ロボット手術写真
頭蓋底手術風景               ロボット手術風景

中央病院 頭頸部外科での研究について

国内の主な学会では必ず発表をしていただき、少なくとも臨床研究、希望があれば病理を含めた基礎研究について指導する体制を取っています。発表した内容は論文作成まで確実にできるよう支援しています。

研修に関するお問合せ先

関連ファイル

Get Adobe Reader

PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。